解説

共通フレーム2007 保守プロセスの修正分析における最終アクティビティ【午前2 解説】

要点まとめ

• 結論：ソフトウェア要件定義アクティビティの最後に実行すべきは「ソフトウェア適格性確認テスト」である。
• 根拠：保守プロセスでは改修内容がソフトウェア要件に適合しているかを確認するため、ソフトウェア適格性確認テストが最終段階となる。
• 差がつくポイント：運用テストやシステム適格性確認テストは全体システムの検証段階であり、要件定義直後の段階ではない点を理解することが重要。

正解の理由

よくある誤解

解法ステップ

1. 保守プロセスの流れを理解する（修正分析→要件定義→設計→実装→テスト）。
2. ソフトウェア要件定義アクティビティの範囲を確認する。
3. 要件定義後に実施するテストの種類を整理する。
4. ソフトウェア適格性確認テストが要件適合性を検証するテストであることを確認。
5. 選択肢のテスト内容と実施タイミングを比較し、最終アクティビティを特定する。

選択肢別の誤答解説

• ア: 運用テスト
  システム運用環境での動作確認であり、保守プロセスの最終段階や要件定義直後のテストではない。
• イ: システム適格性確認テスト
  システム全体の要件適合性を確認するテストで、ソフトウェア単体の要件定義アクティビティの最後ではない。
• ウ: ソフトウェア結合
  ソフトウェアのモジュール結合テストであり、要件定義後のテストではなく設計・実装後の段階。
• エ: ソフトウェア適格性確認テスト
  ソフトウェア要件に適合しているかを確認するテストであり、要件定義アクティビティの最後に実施するのが正しい。

補足コラム

FAQ