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データベーススペシャリスト試験 2021年 午前2 問25
マッシュアップの説明はどれか。
ア:既存のプログラムからそのプログラムの仕様を導き出す。
イ:既存のプログラムを部品化しそれらの部品を組み合わせて新規プログラムを開発する。
ウ:クラスライブラリを利用して新規プログラムを開発する。
エ:公開されている複数のサービスを利用して新たなサービスを提供する。(正解)
解説
マッシュアップの説明はどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:マッシュアップとは複数の公開サービスを組み合わせて新たなサービスを作る手法です。
- 根拠:Web APIなどの公開サービスを活用し、異なる機能やデータを融合させる点が特徴です。
- 差がつくポイント:単なるプログラムの部品化やクラスライブラリ利用ではなく、異なるサービスの連携に注目しましょう。
正解の理由
選択肢エは「公開されている複数のサービスを利用して新たなサービスを提供する」とあり、これはマッシュアップの定義に合致します。マッシュアップは既存のWebサービスやAPIを組み合わせて新しい価値を生み出す技術であり、単一のプログラムやライブラリの利用とは異なります。
よくある誤解
マッシュアップを単にプログラムの部品化やクラスライブラリの利用と混同しやすいですが、異なるサービスの連携が本質です。
解法ステップ
- 問題文の「マッシュアップ」の意味を確認する。
- 選択肢の内容が「複数のサービスを組み合わせているか」を判断する。
- プログラムの部品化やクラスライブラリ利用はマッシュアップではないと区別する。
- 複数の公開サービスを利用して新サービスを作る選択肢を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア: 既存プログラムから仕様を導き出すのはリバースエンジニアリングであり、マッシュアップとは無関係です。
- イ: 既存プログラムの部品化はモジュール化やコンポーネント化で、マッシュアップの定義とは異なります。
- ウ: クラスライブラリの利用はプログラミング技術の一つで、マッシュアップの概念とは異なります。
- エ: 公開されている複数のサービスを利用して新たなサービスを提供する点がマッシュアップの本質です。
補足コラム
マッシュアップはWeb 2.0時代に普及した技術で、Google Maps APIと不動産情報を組み合わせた地図サービスなどが代表例です。APIの公開が増えることで多様なマッシュアップサービスが生まれ、ユーザーに新たな利便性を提供しています。
FAQ
Q: マッシュアップとAPIの違いは何ですか?
A: APIはサービスや機能を外部に提供するインターフェースで、マッシュアップは複数のAPIやサービスを組み合わせて新しいサービスを作る手法です。
A: APIはサービスや機能を外部に提供するインターフェースで、マッシュアップは複数のAPIやサービスを組み合わせて新しいサービスを作る手法です。
Q: マッシュアップはどのような分野で使われますか?
A: 地図情報、SNS、天気情報、ECサイトなど多様な分野で異なるサービスを連携させる際に活用されます。
A: 地図情報、SNS、天気情報、ECサイトなど多様な分野で異なるサービスを連携させる際に活用されます。
関連キーワード: マッシュアップ, Web API, サービス連携, モジュール化, リバースエンジニアリング