解説

経済産業省が策定した“IT経営力指標”の説明はどれか【午前2 解説】

要点まとめ

• 結論：IT経営力指標はIT活用の度合いを七つの機能で評価し、四つのステージに分類する指標です。
• 根拠：経済産業省がIT経営の実態把握と促進を目的に策定し、新ビジネスモデル創出力やIT基盤構築度を評価軸としています。
• 差がつくポイント：IT経営力指標は単なるIT化の原則や開発プロセス評価ではなく、経営視点でのIT活用度合いを多角的に評価する点が特徴です。

正解の理由

よくある誤解

解法ステップ

1. 問題文の「IT経営力指標」が経済産業省策定の指標であることを確認する。
2. 選択肢の内容を「IT経営力指標」の目的と評価軸に照らし合わせる。
3. IT経営力指標は「IT活用度合いを七つの機能で評価し、四つのステージで分類」することを知っているか確認。
4. それに合致する選択肢を選ぶ。
5. 他の選択肢はIT化の原理やソフトウェア開発プロセス評価など異なる内容であるため除外する。

選択肢別の誤答解説

• ア：IT化推進の原理原則を17か条にまとめたものは「IT調達行動規範」など別の指針であり、IT経営力指標ではありません。
• イ：正解。IT経営力指標の評価軸とステージ分類を正しく説明しています。
• ウ：ソフトウェア開発プロセスの成熟度を5段階で評価するのは「CMMI」などのモデルであり、IT経営力指標とは異なります。
• エ：ソフトウェア業界の開発業務や取引の標準的ガイドラインは「ソフトウェアプロセス改善」関連の内容で、IT経営力指標ではありません。

補足コラム

FAQ