ホーム > ITストラテジスト試験 > 2014年
ITストラテジスト試験 2014年 午前2 問05
IT技術動向、ソフトウェアパッケージ情報、開発方法論などの情報提供をベンダ要請するものはどれか。
ア:IFB
イ:RFI(正解)
ウ:RFP
エ:RFQ
解説
IT技術動向、ソフトウェアパッケージ情報、開発方法論などの情報提供をベンダ要請するものはどれか。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:情報提供を求める段階で使うのはイ: RFIです。
- 根拠:RFIはRequest for Informationの略で、ベンダから技術動向や製品情報を収集するための文書です。
- 差がつくポイント:RFPやRFQは具体的な提案や見積もりを求める段階で使い分けるため、情報収集段階のRFIと混同しないことが重要です。
正解の理由
RFI(Request for Information)は、プロジェクトの初期段階でベンダに対して技術動向や製品情報、開発方法論などの情報提供を依頼するための文書です。これにより、発注者は市場の状況や技術的な選択肢を把握し、次の調達段階に備えます。
一方、RFP(Request for Proposal)は具体的な提案依頼、RFQ(Request for Quotation)は見積もり依頼、IFB(Invitation for Bid)は入札招請であり、情報収集の段階ではありません。
一方、RFP(Request for Proposal)は具体的な提案依頼、RFQ(Request for Quotation)は見積もり依頼、IFB(Invitation for Bid)は入札招請であり、情報収集の段階ではありません。
よくある誤解
RFPやRFQも「依頼」の意味があるため、情報提供依頼と混同しやすいですが、RFIはあくまで情報収集のための依頼です。
解法ステップ
- 問題文の「情報提供をベンダに要請する」とある点に注目する。
- 各選択肢の意味を整理する。
- RFIが「情報提供依頼」であることを確認する。
- RFPやRFQは提案や見積もり依頼であるため除外する。
- IFBは入札招請であり、情報提供依頼とは異なる。
- よって正解はイ: RFIと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: IFB
入札招請書であり、価格競争のための正式な入札を招く文書です。情報提供依頼ではありません。 - イ: RFI
正解。情報収集のためにベンダに技術や製品情報を求める文書です。 - ウ: RFP
提案依頼書で、具体的な提案や解決策を求める段階で使用します。情報収集段階ではありません。 - エ: RFQ
見積依頼書で、価格や条件の見積もりを求める文書です。情報提供依頼とは異なります。
補足コラム
調達プロセスは段階的に進み、最初にRFIで情報収集を行い、次にRFPで提案を求め、最後にRFQやIFBで価格や契約条件を確定します。これらの用語を正確に理解することは、調達やプロジェクトマネジメントで非常に重要です。
FAQ
Q: RFIとRFPの違いは何ですか?
A: RFIは情報収集のための依頼で、RFPは具体的な提案を求める依頼です。RFIは初期段階で使います。
A: RFIは情報収集のための依頼で、RFPは具体的な提案を求める依頼です。RFIは初期段階で使います。
Q: IFBはどのような場面で使われますか?
A: IFBは正式な入札を招請する文書で、価格競争を目的とした調達段階で使用されます。
A: IFBは正式な入札を招請する文書で、価格競争を目的とした調達段階で使用されます。
関連キーワード: RFI, RFP, RFQ, IFB, 調達プロセス, ベンダ管理, 情報提供依頼, ソフトウェア開発, 技術動向