戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン
ホーム

>

ブログ

>

2027年試験制度大改編:応用・高度がPDSに再編されるポイントを図解で解説

試験制度変更2027年改訂PDS試験

2026-04-21

2027年試験制度大改編:応用・高度がPDSに再編されるポイントを図解で解説

2027年試験制度大改編:応用・高度がPDSに再編されるポイントを図解で解説

この記事のポイント

「2027年度からIPAの情報処理技術者試験の試験制度が変わる」と聞いて、まず何を優先すべきか迷っていませんか?独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、公開日:2026年3月31日付で再編案を公表しました。
以下が主要ポイントの要約です。
  • IPAは現行制度を再編し、プロフェッショナルデジタルスキル(PDS)試験などの新設を検討しています。CBT(Computer Based Testing)の全面実施も示唆されています。
  • あくまでIPAの「検討状況」に基づく案で、今後変更される可能性があります。
    まずはIPAの公表資料(公開日:2026年3月31日)で原文を確認してください。
現段階では「現行制度での確保」と「新制度への備え」を両輪で進めるのが現実的と考えます。

新制度の全体像 — どの試験が新設・変更されるか

ここではIPA公表案に沿って主要な変更点を整理します。
特にPDSとデータ周りの影響が大きく、区分選びが重要になります。
概要(IPA公表案の要約):
  • ITパスポート試験(改定案)
    • 試験時間:120分、出題数:100問
    • 出題分野:ビジネス/テクノロジ/セキュリティ・倫理(DX・データ基礎・倫理の強化)
  • データマネジメント試験(新設)
    • 試験時間:合計120分(科目A+科目B)
    • 出題数:科目A 48問、科目B 12問
    • 主対象:ビジネス部門のデータ整備・管理スキル
  • プロフェッショナルデジタルスキル試験(PDS、仮称・新設)
    • 区分:マネジメント/データ・AI/システム(各区分で科目構成を設定)
    • 例(マネジメント区分案):科目A-1 90分(60問)、A-2 23問、科目B 12問(A-2+Bで120分扱い)
    • 現行の応用情報技術者試験(AP)と高度試験を再編・統合する形
  • 情報処理安全確保支援士試験
    • 科目A-1 45分(30問)、科目A-2 35分(25問)、科目B 120分(12問)などの構成・時間配分の調整が示唆されています
ここで重要なのは、区分の選び方が今後の実務・評価に直結する点です。
シラバスが公開されたら、早めに照合して自分の狙いを固めましょう。
## 旧制度(高度試験・応用)と新制度(PDS)の対応表
旧制度から新制度への対応関係と試験負荷(時間・出題数・実施方式)を比較した表です。数値はIPA公表案に基づき、現時点が「検討状況」である点に留意してください。
旧制度(代表)新制度(対応先)主な差分(試験時間・出題数・実施方式)
高度試験(現行)プロフェッショナルデジタルスキル試験(PDS:マネジメント / データ・AI / システム)PDSは科目A-1 90分(60問)+(A-2 23問+B 12問 を120分扱い)。実施はCBT(Computer Based Testing)。免除制度は同等を検討中(IPA)。
応用情報技術者試験(AP)PDS(上位区分に統合・再編)出題範囲の統合・再編。詳細はシラバスで公表予定。
基本情報技術者試験基本情報技術者試験(継続、構成に表記変更あり)例:科目A 90分(60問)、科目B 100分(20問)。CBT化。出題体系の表記見直しが行われるが、知識・技能の範囲は基本的に維持。
ITパスポート試験ITパスポート試験(出題構成変更)試験時間120分、出題数100問。出題分野を「ビジネス/テクノロジ/セキュリティ・倫理」に再整理。
情報処理安全確保支援士試験情報処理安全確保支援士試験(一部変更)科目A-1 45分(30問)、A-2 35分(25問)、科目B 120分(12問)。マネジメント領域の強化が示唆。
出典は記事末にまとめています。表内の数値は新制度案に基づくもので、今後変更される可能性があります。
読み取りのポイントとしては、PDSが「知識中心(A-1)」と「応用・実務評価(A-2/B)」に分かれており、現行の高度合格者がどの科目免除に該当するかは免除要件の公表を待つ必要がある点です。

実施開始時期(IPA案)

  • 2027年度春頃:ITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験
  • 2027年度夏〜秋頃:データマネジメント試験(新設)、PDS各試験、情報処理安全確保支援士試験
  • 実施方式:全試験をCBT(Computer Based Testing)で実施予定
  • 現行制度は2026年度の試験実施をもって終了予定

免除制度・経過措置のポイント(高度試験からの移行・科目A免除等)

免除制度は移行期の最大の論点です。IPAは現行の免除制度に相当する扱いを検討しており、経過措置の案も示していますが、具体的条件は未確定です。
  • PDS各試験に対して現行の高度試験と同等の免除制度を設けることを検討中。経過措置も案として提示されていますが、詳細な条件は今後公表されます。

根拠(IPA抜粋要旨)

  • IPAはPDS各試験について現行の高度試験と同等の免除制度を検討していると明記しています。現行の高度試験や情報処理安全確保支援士試験で一部科目の免除要件を満たした場合の経過措置も検討中です。なお、基本情報の科目A免除や情報処理安全確保支援士試験の科目A-2免除については変更を予定していない点も示されています。

今すべきこと:2026年度受験の検討、学習計画の立て方

短期〜長期の3段階プランを推奨します。移行リスクを抑えつつ、新制度に備えられる実践的なやり方です。
  • 短期(今〜2026年度)、中期(2026年夏〜2027年春)、長期(移行後)に分けて行動プランを用意してください。
具体行動プラン:
  • プランA(短期:今〜2026年度)
    • 行動:現行制度での受験(2026年度実施分)を検討。理由:現行合格は移行リスクを下げ、経歴上の即時効果が期待できる。筆者も同様の観点から現行制度での確保を推奨します。
  • プランB(中期:2026年夏〜2027年春)
    • 行動:IPAが公開するシラバス案・サンプル問題(公開は2026年夏頃見込み)を継続的に確認し、どの新区分が自分に適するかを確定。CBT模試で試験形式に慣れる。
  • プランC(長期:移行後の学習設計)
    • 行動:職務とキャリア志向に沿ってPDSの3区分(マネジメント/データ・AI/システム)を選定し、学習ロードマップ(推奨学習時間・参考書・実務経験の積み方)を作成する。
補助ツール(受験判断フロー)
  1. 現在の主業務は「データ整備・運用」か? → はい → データマネジメント試験を検討
  2. プロジェクト管理やDX推進が主か? → はい → PDS(マネジメント)を検討
  3. システム設計・アーキテクチャが主か? → はい → PDS(システム)を検討
  4. 入門的な基礎知識が必要か? → はい → ITパスポートまたは基本情報技術者試験を検討

よくある質問(FAQ)

以下は受験者が検索しやすい代表的な疑問と、IPA公表に基づく簡潔な回答です。
「高度試験」は完全に廃止されるのか?
IPAの公表では、現行の応用情報技術者試験と高度試験は大括り化して再編され、プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)の3区分へ統合される形です。ただし、これは公開日:2026年3月31日付の「検討状況」に基づく案であり、最終決定前の情報です。
2026年度に受験すべきか?
2026年度の現行制度は予定どおり実施される見込みです。合格が直近のキャリアに有利であれば受験を検討してください。免除制度が未確定のため、現時点での合格は移行リスクを下げる有力な手段となります。
CBT化で難易度は変わるか?
実施方式はCBTに統一されますが、IPAは難易度自体を根本的に変えるとは明示していません。問題の見せ方や操作性が変わるため、形式慣れが重要です。最終判断は今後公開されるシラバスやサンプル問題で行ってください。
免除制度はどうなるのか?
IPAはPDSで現行の高度試験と同等の免除制度を検討しており、経過措置も案として示していますが、詳細は未確定です。免除の扱い次第で受験戦略が変わるため、免除要件の公表を注視してください。

まとめ

ポイントを改めて整理します。筆者は公式資料を随時確認することを強く勧めます。
  • 主要点:プロフェッショナルデジタルスキル試験(PDS:マネジメント/データ・AI/システム)の新設、データマネジメント試験の新設、ITパスポート等の出題再整理、CBTによる全面実施。
  • 注意点:これらは独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が公開日:2026年3月31日付で示した「検討状況」に基づく案であり、今後変更される可能性があります。
最後に一言。筆者は短期的には現行試験での合格を確保しつつ、中期〜長期で新制度に合わせた学習計画を整える二軸戦略を推奨します。シラバス案やサンプル問題が公開されたら、速やかに照合して学習方針を更新してください。
公式資料(出典):
関連記事(戦国IT内)
ブログ一覧に戻る

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について