エンベデッドシステムスペシャリスト 2009年 午前2 問17
問題文
複数のLANを接続するために用いる装置で、OSI基本参照モデルのデータリンク層のプロトコル情報に基づいてデータを中継する装置はどれか。
選択肢
ア:ゲートウェイ
イ:ブリッジ(正解)
ウ:リピータ
エ:ルータ
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ブリッジの中継動作【午前2解説】
正解の理由
正解はイのブリッジです。ブリッジは、OSI基本参照モデルの**データリンク層(第2層)**で動作し、MACアドレスなどのデータリンク層の情報を基に、複数のLAN間でフレームを中継します。
受信したフレームの宛先MACアドレスを確認し、転送先のLANに必要な場合に中継します。不要なLANへの転送を抑えられるため、ネットワーク内の通信を効率化できます。
解法ステップ
- 設問の「データリンク層」に注目します。OSI参照モデルの第2層です。
- 選択肢の装置が動作する層を整理します。
- 第2層の情報に基づいてLAN間を中継する装置であるブリッジを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
ア:ゲートウェイ
異なるプロトコルやシステム間の接続・変換に用いる装置です。特定のOSI階層に限定されず、設問の「データリンク層の情報に基づく中継」には当てはまりません。 -
イ:ブリッジ
データリンク層で動作し、MACアドレスなどを基にフレームを中継します。設問に合致します。 -
ウ:リピータ
物理層(第1層)で動作し、信号を増幅・再生して伝送距離を延ばします。データリンク層の情報を判断して中継する装置ではありません。 -
エ:ルータ
ネットワーク層(第3層)で動作し、IPアドレスなどを基にネットワーク間でパケットを転送します。ブリッジより上位の層で中継します。
よくある誤解
-
ブリッジとルータは、どちらもLAN同士を接続するので同じだと思う
接続するネットワークが似ていても、判断に使う情報が異なります。ブリッジはMACアドレス、ルータはIPアドレスを基に中継します。 -
リピータもデータを中継するので、ブリッジと同じだと思う
リピータは信号を再生するだけで、宛先を判断しません。ブリッジはデータリンク層の情報を見て転送先を判断します。
補足コラム
ブリッジの機能は、現在広く使われているレイヤ2スイッチにも備わっています。一般に、ブリッジはLAN間の中継を行う装置として説明され、スイッチは複数のポートを持ち、MACアドレスを学習してフレームを転送する装置として扱われます。
FAQ
Q. ブリッジは何を手掛かりに転送先を判断しますか?
A. 主にフレームの宛先MACアドレスを手掛かりにします。
A. 主にフレームの宛先MACアドレスを手掛かりにします。
Q. ブリッジとルータの違いを簡単に覚えるには?
A. ブリッジは第2層のMACアドレス、ルータは第3層のIPアドレスに基づいて転送すると覚えると整理しやすいです。
A. ブリッジは第2層のMACアドレス、ルータは第3層のIPアドレスに基づいて転送すると覚えると整理しやすいです。
関連キーワード: ブリッジ、データリンク層、MACアドレス、リピータ、ルータ、OSI基本参照モデル

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