エンベデッドシステムスペシャリスト 2011年 午前2 問11
問題文
OSS(Open Source Software)における、ディストリビュータの役割はどれか。
選択肢
ア:OSSやアプリケーションソフトを組み合わせて、パッケージにして提供する。(正解)
イ:OSSを開発し、活動状況をWebで公開する。
ウ:OSSを稼働用のコンピュータにインストールし、動作確認を行う。
エ:OSSを含むソフトウェアを利用したシステムの提案を行う。
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OSSディストリビュータの役割【午前2解説】
正解の理由
ディストリビュータは、OSSや関連するアプリケーションソフトウェアを組み合わせ、利用しやすいパッケージとして提供する役割を担います。そのため、該当するのはアです。
たとえば、OSやミドルウェアなどを選定・構成し、インストールしやすい形にまとめて配布します。ディストリビュータによっては、利用者向けのサポートを提供する場合もあります。
解法ステップ
- 「ディストリビュータ」を、ソフトウェアを配布する役割として捉えます。
- 選択肢から、OSSを組み合わせてパッケージ化し、提供する内容を探します。
- その役割に一致するアを選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:正解です。OSSやアプリケーションソフトを組み合わせ、パッケージとして提供するのがディストリビュータの役割です。
- イ:OSSの開発や活動状況の公開を行う役割です。開発者や開発コミュニティの活動に当たります。
- ウ:ソフトウェアをコンピュータに導入し、動作確認を行う作業です。ディストリビュータの中心的な役割ではありません。
- エ:ソフトウェアを利用するシステムを提案する役割です。システムインテグレータなどが担う業務に近いものです。
よくある誤解
- 「配布する」を、単にWebサイトでファイルを公開することだけだと考えないようにしましょう。ディストリビュータは、ソフトウェアを組み合わせてパッケージ化する役割も担います。
- OSSを利用するシステムの提案や導入作業も、ディストリビュータの役割だと混同しないようにしましょう。選択肢では、それぞれ別の業務として問われています。
- ディストリビュータがOSSそのものを開発するとは限りません。開発と、パッケージ化・提供は区別して考えます。
補足コラム
Linuxでは、Linuxカーネルに各種ソフトウェアや設定を組み合わせて配布する「ディストリビューション」が広く使われています。ディストリビュータは、このようなパッケージを提供し、利用者が導入・利用しやすい環境を整えます。
FAQ
ディストリビュータは、必ずOSSを開発するのですか?
いいえ。既存のOSSを選定・組み合わせてパッケージ化し、提供することが主な役割です。
いいえ。既存のOSSを選定・組み合わせてパッケージ化し、提供することが主な役割です。
ディストリビュータは、パッケージを提供するだけですか?
提供形態はさまざまです。パッケージの提供に加え、保守やサポートを行う場合もあります。
提供形態はさまざまです。パッケージの提供に加え、保守やサポートを行う場合もあります。
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