エンベデッドシステムスペシャリスト 2012年 午前2 問20
問題文
問題解決に際し、状況把握、問題分析、決定分析、潜在的問題分析の四つの思考プロセスがある手法はどれか。
選択肢
ア:SWOT分析
イ:ケプナートリゴー法(KT法)(正解)
ウ:デルファイ法
エ:ブレーンストーミング
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ケプナートリゴー法(KT法)【午前2解説】
正解の理由
正解はイのケプナートリゴー法(KT法)です。
KT法は、問題解決を体系的に進めるための手法です。状況の把握から、原因の特定、選択肢の評価、将来のリスクへの備えまで、次の四つの思考プロセスで考えます。
- 状況把握:何が起きているかを整理し、取り組むべき課題を見定めます。
- 問題分析:問題の原因を分析します。
- 決定分析:目的や評価基準に基づいて、最適な対応策を選びます。
- 潜在的問題分析:実行後に起こり得る問題を予測し、予防策や対策を考えます。
設問にある四つのプロセスが、そのままKT法の特徴に当たります。
解法ステップ
- 設問にある「状況把握」「問題分析」「決定分析」「潜在的問題分析」の四つに注目します。
- それぞれが、問題を見つけて解決し、将来のリスクにも備える一連のプロセスであることを確認します。
- 四つのプロセスを用いる手法として、イのケプナートリゴー法(KT法)を選びます。
選択肢別の誤答解説
-
ア:SWOT分析
組織や事業の状況を、強み・弱み・機会・脅威の観点から整理する分析手法です。KT法の四つの思考プロセスとは異なります。 -
イ:ケプナートリゴー法(KT法)
状況把握、問題分析、決定分析、潜在的問題分析の四つのプロセスを用いる問題解決手法です。設問の記述に合致します。 -
ウ:デルファイ法
専門家に複数回アンケートを行い、回答を集約して意見の収束を図る手法です。将来予測や合意形成などに用いられます。 -
エ:ブレーンストーミング
自由な発想で多数のアイデアを出すための方法です。KT法のように、問題解決を四つのプロセスに分けて進める手法ではありません。
よくある誤解
-
分析を行う手法はすべてSWOT分析だと思う
SWOT分析は、強み・弱み・機会・脅威を整理する手法です。問題解決の四つのプロセスを持つKT法とは区別します。 -
潜在的問題分析を、問題が起きた後の原因分析だと思う
潜在的問題分析では、問題が起きる前にリスクを予測し、予防策や発生時の対応を考えます。 -
ブレーンストーミングを、体系的な問題解決手法だと思う
ブレーンストーミングの主な目的はアイデアの発散です。解決策の評価や将来のリスク対策までを四段階で扱うものではありません。
補足コラム
KT法の四つのプロセスは、「状況を整理する → 原因を探る → 解決策を選ぶ → 将来の問題に備える」という流れで覚えると整理しやすいです。特に、決定分析は解決策の選択、潜在的問題分析は実行後に起こり得るリスクへの備え、と区別しましょう。
FAQ
Q. KT法の「KT」は何を表していますか?
A. 提唱者であるチャールズ・ケプナーとベンジャミン・トリゴーの名前に由来します。
A. 提唱者であるチャールズ・ケプナーとベンジャミン・トリゴーの名前に由来します。
Q. 四つのプロセスは、いつも必ず順番どおりに使うのですか?
A. 基本的な進め方はありますが、状況に応じて必要なプロセスを使い分けます。たとえば、対応策を実行する際には、潜在的問題分析でリスクへの備えを検討します。
A. 基本的な進め方はありますが、状況に応じて必要なプロセスを使い分けます。たとえば、対応策を実行する際には、潜在的問題分析でリスクへの備えを検討します。
関連キーワード: ケプナートリゴー法、KT法、状況把握、問題分析、決定分析、潜在的問題分析

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