エンベデッドシステムスペシャリスト 2014年 午前2 問21
問題文
共通フレームにおける、システム適格性確認テストで確認する内容を明確にするアクティビティはどれか。
選択肢
ア:システム方式設計
イ:システム要件定義(正解)
ウ:ソフトウェア方式設計
エ:ソフトウェア要件定義
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システム適格性確認テスト【午前2解説】
正解の理由
システム適格性確認テストは、完成したシステムがシステム要件を満たしているかを確認するテストです。そのため、どの要件をどのように確認するのかを明確にするのは、システム全体の要件を定める「システム要件定義」の段階です。
したがって、該当するアクティビティはイです。システム要件定義では、システムに求められる機能や性能などを整理し、後続の設計やテストで確認できるようにします。
解法ステップ
-
テストの対象を確認します。
「システム適格性確認テスト」の対象は、ソフトウェア単体ではなくシステム全体です。 -
テストで確かめることを考えます。
システム全体が満たすべき要件を確認するテストなので、確認内容はシステム要件と対応している必要があります。 -
要件を定義する段階を選びます。
システム全体の要件を明確にするアクティビティは、システム要件定義です。
選択肢別の誤答解説
-
ア:システム方式設計
システム要件を実現するための構成や方式を設計する段階です。テストで確認すべき要件を定義する段階ではありません。 -
イ:システム要件定義
システム全体に求められる要件を明確にします。システム適格性確認テストの確認内容につながるため、正解です。 -
ウ:ソフトウェア方式設計
ソフトウェアの構成や、ソフトウェアを構成する要素の方式を設計する段階です。システム全体の要件を定義する段階ではありません。 -
エ:ソフトウェア要件定義
システムの要件のうち、ソフトウェアに求められる要件を明確にします。対象はソフトウェアであり、システム全体を対象とする適格性確認テストとは範囲が異なります。
よくある誤解
-
「テストの内容だから、テスト実施の段階で決める」と考える
テストの具体的な手順やケースは後続で作成しますが、何を満たすべきかは要件定義の段階で明確にしておく必要があります。 -
「システム」と「ソフトウェア」を同じ範囲だと考える
システムはソフトウェアだけでなく、ハードウェアや運用なども含む場合があります。テスト名に「システム」とあれば、対象範囲に注意します。 -
「方式設計で要件を決める」と考える
要件定義で「何を実現するか」を定め、方式設計で「どのように実現するか」を検討します。
補足コラム
「適格性確認」は、定められた要件に照らして、作られたものが要求どおりかを確認する考え方です。システム適格性確認テストでは、個々のソフトウェアだけでなく、システム全体として要件を満たしているかを確認します。
要件とテスト内容を対応づけておくと、重要な要件の確認漏れを防ぎやすくなります。
FAQ
Q. システム適格性確認テストとソフトウェア適格性確認テストの違いは何ですか?
A. 主な違いは対象範囲です。システム適格性確認テストはシステム全体、ソフトウェア適格性確認テストはソフトウェアを対象とします。
A. 主な違いは対象範囲です。システム適格性確認テストはシステム全体、ソフトウェア適格性確認テストはソフトウェアを対象とします。
Q. 要件定義の段階で、テストケースまで完成させるのですか?
A. いいえ。要件定義では、何を確認すべきかが分かるように要件や判定基準を明確にします。具体的なテストケースや実施手順は、後続のテスト関連作業で作成します。
A. いいえ。要件定義では、何を確認すべきかが分かるように要件や判定基準を明確にします。具体的なテストケースや実施手順は、後続のテスト関連作業で作成します。
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