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エンベデッドシステムスペシャリスト 2015年 午前2 問04


問題文

RAIDの分類において、ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。

選択肢

ア:RAID1(正解)
イ:RAID2
ウ:RAID3
エ:RAID4

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RAID1(ミラーリング)【午前2解説】

正解の理由

アのRAID1は、同じデータを複数のディスクに同時に書き込む「ミラーリング」を行う方式です。片方のディスクが故障しても、もう片方に同じデータが残っているため、そのディスクを使って運用を継続できます。故障したディスクを交換すれば、正常なディスクのデータをコピーして復元できます。

解法ステップ

  1. 問題文から「ミラーリング」というキーワードを見つけます。
  2. RAIDの各方式の特徴と照らし合わせます。
  3. ミラーリングを用いるRAID1を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • ア:RAID1です。データを複製して複数のディスクに保存するミラーリング方式です。
  • イ:RAID2です。誤り訂正符号を用いる方式ですが、一般的なRAID構成ではほとんど使われません。
  • ウ:RAID3です。データをバイト単位で分散し、専用のパリティディスクを使う方式です。
  • エ:RAID4です。データをブロック単位で分散し、専用のパリティディスクを使う方式です。

よくある誤解

  • ミラーリングとパリティによる冗長化は同じではありません。RAID1はデータのコピーを保持し、RAID3やRAID4はパリティ情報を使います。
  • RAID1は、ディスク故障によるデータ損失を防ぎやすくしますが、誤操作やウイルス感染などでデータが変更・削除された場合、その内容も複製されることがあります。
  • ミラーリングでは同じデータを複数のディスクに保存するため、使用できる容量はディスクの合計容量より小さくなります。

補足コラム

同じ容量のディスクを2台使うRAID1では、保存できるデータ容量は基本的に1台分です。容量の効率よりも、ディスク故障時の可用性を重視する方式です。

FAQ

Q. RAID1では、ディスクが1台故障してもデータを使えますか?
A. もう片方のディスクが正常であれば、通常はデータを使い続けられます。故障したディスクを交換した後、正常なディスクからデータを複製して復旧します。
Q. RAID1を使えばバックアップは不要ですか?
A. 不要にはなりません。RAID1はディスク故障への備えであり、誤削除や災害などに備えるバックアップの代わりにはなりません。

関連キーワード: RAID1、ミラーリング、冗長化、ディスク故障、データ復旧
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