エンベデッドシステムスペシャリスト 2021年 午前2 問06
問題文
複数の同種のプロセッサが主記憶を共有することによって処理能力を高めるコンピュータシステムの構成はどれか。
選択肢
ア:オーバドライブプロセッサ
イ:コプロセッサ
ウ:疎結合マルチプロセッサ
エ:密結合マルチプロセッサ(正解)
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密結合マルチプロセッサ【午前2解説】
正解の理由
複数の同種プロセッサが主記憶を共有し、協調して処理能力を高める構成は、密結合マルチプロセッサです。したがって、主記憶を共有する構成を示すエが正解です。
密結合マルチプロセッサでは、複数のプロセッサが共通の主記憶にアクセスします。プロセッサ同士が密接に連携して処理するため、このように呼ばれます。
解法ステップ
- 設問から「複数の同種のプロセッサ」に注目します。
- 「主記憶を共有する」という条件を確認します。
- 主記憶を共有する構成は、密結合マルチプロセッサと判断します。
選択肢別の誤答解説
-
ア:オーバドライブプロセッサ
既存のプロセッサを高性能なものに置き換えるなどして、システムの処理能力を向上させる方式です。複数のプロセッサが主記憶を共有する構成を指す用語ではありません。 -
イ:コプロセッサ
主プロセッサの処理を補助する専用プロセッサです。特定の処理を分担しますが、複数の同種プロセッサが主記憶を共有する構成とは異なります。 -
ウ:疎結合マルチプロセッサ
複数のプロセッサがそれぞれ独立した主記憶を持ち、通信などを通じて連携する構成です。主記憶を共有するという条件に当てはまりません。 -
エ:密結合マルチプロセッサ
複数のプロセッサが主記憶を共有する構成です。設問の説明と一致します。
よくある誤解
-
「マルチプロセッサなら主記憶を共有する」と考える
マルチプロセッサには、主記憶を共有する密結合と、主記憶を個別に持つ疎結合があります。 -
「疎結合」と「密結合」を処理能力の大小で区別する
主な違いは、プロセッサ間の連携方法や主記憶の共有の有無です。設問では「主記憶を共有する」が判断の決め手です。
補足コラム
密結合マルチプロセッサは、複数のプロセッサが共通の主記憶を利用できるため、データを共有しながら処理しやすい構成です。一方、疎結合マルチプロセッサは、各プロセッサが独立した主記憶を持ち、システム間の通信で連携します。
FAQ
Q. 密結合と疎結合を見分ける最も簡単な方法は何ですか?
A. 主記憶を共有するかどうかに注目します。共有するのが密結合、各プロセッサが独立した主記憶を持つのが疎結合です。
A. 主記憶を共有するかどうかに注目します。共有するのが密結合、各プロセッサが独立した主記憶を持つのが疎結合です。
Q. コプロセッサも複数のプロセッサを使う構成ですか?
A. コプロセッサもプロセッサの一種ですが、主プロセッサの処理を補助する役割を指します。主記憶の共有を特徴とするマルチプロセッサ構成とは区別します。
A. コプロセッサもプロセッサの一種ですが、主プロセッサの処理を補助する役割を指します。主記憶の共有を特徴とするマルチプロセッサ構成とは区別します。
関連キーワード: 密結合マルチプロセッサ、疎結合マルチプロセッサ、主記憶共有、コプロセッサ

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