エンベデッドシステムスペシャリスト 2025年 午前2 問03
問題文
FeRAMの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:1ビットのメモリセルは4個~6個のトランジスタで構成される。
イ:データ保持のためにリフレッシュが必要である。
ウ:バイト単位で書換えができず、ブロック単位で一括して書き換える。
エ:フラッシュメモリよりも書換え可能回数が多く、書換え速度も高速にできる。(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
FeRAMの特徴【午前2解説】
正解の理由
FeRAMは、強誘電体の性質を利用してデータを保持する不揮発性メモリです。フラッシュメモリと比べて、書換え可能回数が多く、書換え速度も高速にできます。そのため、エが適切です。
解法ステップ
- FeRAMが、電源を切ってもデータを保持できる不揮発性メモリであることを確認します。
- 各選択肢の特徴が、SRAM・DRAM・フラッシュメモリのどれに該当するかを見分けます。
- FeRAMの「書換え回数が多い」「書換えが速い」という特徴に合う選択肢を選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:1ビットを複数のトランジスタで構成するのは、主にSRAMの特徴です。SRAMのメモリセルは、一般に6個のトランジスタで構成されます。
- イ:データ保持のためにリフレッシュが必要なのはDRAMです。FeRAMは不揮発性なので、電源を切ってもデータを保持できます。
- ウ:ブロック単位で消去する方式は、フラッシュメモリの特徴です。特にNAND型フラッシュメモリでは、データの書換えに先立ってブロック単位で消去する必要があります。
- エ:FeRAMはフラッシュメモリに比べて、書換え可能回数が多く、書換え速度も高速にできるため適切です。
よくある誤解
- 不揮発性メモリは、すべて同じようにデータを書き換えられると思う
メモリの種類によって、書換え速度や書換え回数、消去単位は異なります。 - リフレッシュが必要なのは、メモリ全般の特徴だと思う
リフレッシュが必要なのはDRAMです。SRAMやFeRAMでは、DRAMのような定期的なリフレッシュは不要です。 - FeRAMはフラッシュメモリの一種だと思う
どちらも不揮発性ですが、FeRAMは強誘電体、フラッシュメモリは電荷の蓄積を利用する別の方式です。
補足コラム
FeRAMは、強誘電体の分極状態を利用して情報を記録します。一般に、フラッシュメモリより高速な書換えや高い書換え耐久性が期待できる一方、大容量化やコストなどの面では用途に応じた使い分けが必要です。
FAQ
Q. FeRAMは電源を切るとデータが消えますか?
A. いいえ。不揮発性メモリなので、電源を切ってもデータを保持できます。
A. いいえ。不揮発性メモリなので、電源を切ってもデータを保持できます。
Q. リフレッシュが必要なメモリは何ですか?
A. DRAMです。コンデンサに蓄えた電荷が時間とともに失われるため、定期的にリフレッシュします。
A. DRAMです。コンデンサに蓄えた電荷が時間とともに失われるため、定期的にリフレッシュします。
関連キーワード: FeRAM、強誘電体メモリ、不揮発性メモリ、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、リフレッシュ、書換え耐久性

\ せっかくなら /
エンベデッドシステムスペシャリストを
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

