ITパスポート 2011年 秋期 問72
問題文
10進数の2, 5, 10, 21を、五つの升目の白黒で次のように表す。

選択肢
ア:12
イ:20
ウ:24(正解)
エ:30
🔒 解説は解答すると表示されます
五つの升目の白黒で表す数の問題【ITパスポート 解説】
正解の理由
与えられた四つの例から、左から順に五つの升目にはそれぞれ決まった「重み」(値)が割り当てられており、黒はその重みを足し、白は0を意味します。与えられた情報を式にして解くと、左からの重みは (つまり二進法に対応する値)であることが分かり、最初の二つが黒(■■□□□)だと になります。
(補助説明)二進法(binary:0と1で表す数の表し方)は、ここで使われている考え方と一致します。ビット(bit:binary digit、二進数の1桁)が黒=1、白=0 に相当します。
解法ステップ
- 五つの升目の重みを左から と置く(黒はその重みを足す)。
- 与えられた四つの表現を式にする:
- 2 の行:□ □ □ ■ □ →
- 5 の行:□ □ ■ □ ■ →
- 10 の行:□ ■ □ ■ □ →
- 21 の行:■ □ ■ □ ■ →
- を に代入して を得る。
- を に代入して を得る。
- 残る は正の互いに異なる値で合計が5となる組で自然に と (位置の順で )となる。よって重みは左から 。
- 問題の pattern 「■■□□□」は 。よって答えはウ(24)。
(簡単チェック)与えられた四つがそれぞれ に一致するか確認すると、すべて合致します。
選択肢別の誤答解説
- ア: 12
12 は ()に相当します。図で言えば □ ■ ■ □ □(左から2番目と3番目が黒)になります。問題の図は最初の2つ(1番目と2番目)が黒なので不一致です。 - イ: 20
20 は ()に相当します。図では ■ □ ■ □ □(1番目と3番目が黒)。今回の図(■■□□□)とは異なります。 - ウ: 24(正解)
24 は ()で、■■□□□ に対応します。 - エ: 30
30 は ()に相当し、図なら ■ ■ ■ ■ □(左から4つが黒)。今回の図とは一致しません。
よくある誤解
- 「升目の値は任意だ」と考える誤解
与えられた複数の例から連立式を立てれば重みは一意に決まります。適当な値で当てはめるだけでは解けないことがあります。 - 「右端が最小とは限らない」と勘違いすること
実際には右端が 、左へ行くほど2倍になる()という規則に気づけば速く解けます。問題文で位置ごとに“ある決まった異なる正の値”とあるので、順序に意味があります。 - 「黒=0、白=1」と取り違えるミス
問題文で黒が“ある値を意味する”とあるため、黒を1、白を0として扱います(逆にすると全て結果が違ってしまいます)。
補足コラム
- 位取り記数法(positional notation:桁の位置で値が決まる表し方)
今回は 5 桁の位取りで、各桁に重みが割り当てられています。与えられた重みが なので、これは二進法の 5 ビット(bit:binary digit)表現そのものです。5 ビットで表せる整数は から までです。 - 覚え方のコツ
与えられた数に 2 が含まれていれば、その位置の重みは 2 です。そこから「2の冪(べき)」に当てはめて考えると早いです。今回の例は二進数に対応しており、左から に相当します。
FAQ
Q1. 与えられた重みが必ず 2 の冪になるのですか?
A1. 今回のデータでは結果として 2 の冪になりましたが、一般問題では必ずそうとは限りません。しかし、複数の例が与えられていれば連立方程式で重みを決めることができます。
A1. 今回のデータでは結果として 2 の冪になりましたが、一般問題では必ずそうとは限りません。しかし、複数の例が与えられていれば連立方程式で重みを決めることができます。
Q2. もし別の組(例えば )でも合計5になるなら矛盾はないですか?
A2. 条件に「位置によってある決まった異なる正の値」とあるため、重みは互いに異なり正であれば可能性は複数のように見えますが、他の与えられた式(特に )と合わせると一意に定まります。この問題では が得られるため は の組合せが自然です。
A2. 条件に「位置によってある決まった異なる正の値」とあるため、重みは互いに異なり正であれば可能性は複数のように見えますが、他の与えられた式(特に )と合わせると一意に定まります。この問題では が得られるため は の組合せが自然です。
Q3. 速く解くコツは?
A3. 「単独で黒になっている行」を探す(ここでは が単独)→ そこから他の式に代入して順に決めると速いです。二進法に慣れていると一目で分かります。
A3. 「単独で黒になっている行」を探す(ここでは が単独)→ そこから他の式に代入して順に決めると速いです。二進法に慣れていると一目で分かります。
関連キーワード: 進数、二進法、ビット、位取り記数法、重み付け、連立方程式、表現法、桁の重み

\ せっかくなら /
ITパスポートを
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

