ITパスポート 2011年 秋期 問88
問題文
PCと周辺機器などを無線で接続するインタフェースの規格はどれか。
選択肢
ア:Bluetooth(正解)
イ:IEEE1394
ウ:PCI
エ:USB2.0
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PCと周辺機器などを無線で接続するインタフェースの規格はどれか。【ITパスポート 解説】
正解の理由
- Bluetoothは「短距離無線通信規格」です。つまり、ケーブルを使わずにPCとキーボード、マウス、ヘッドホンなどの周辺機器(外付けの機器)を無線でつなぐために設計されています。
- 周辺機器を「無線」で接続する、という問題文の条件にピッタリ当てはまります。Bluetoothは低消費電力で近距離通信(通常数メートル〜10数メートル)に向いており、パソコン周りの機器接続で広く使われます。
(補足用語)
- Bluetooth:短距離無線通信規格。身の回りの機器をケーブル無しでつなぐ技術。名前はデンマークの王ハラルド・ブルートゥース(Harald Bluetooth)に由来します。
- 周辺機器:パソコンに接続して使う装置(例:キーボード、マウス、プリンター、ヘッドセット)。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを探す:「無線で接続する」→ 無線(ワイヤレス)がポイント。
- 選択肢を「無線か有線か」「内部接続か外部接続か」で分類する。
- 無線=Bluetooth、その他(IEEE1394、PCI、USB2.0)は有線の規格であると判断する。
- よってBluetoothを選ぶ。
簡単なチェック法:選択肢に「Bluetooth」があれば、それは無線接続を示す代表的な規格です。残りは有線の規格や内部バスです。
選択肢別の誤答解説
-
ア: Bluetooth(正解)
→ 無線の短距離通信規格。PCと周辺機器のワイヤレス接続に使われる。 -
イ: IEEE1394
→ 「IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)」が定めた規格で、一般にはFireWire(ファイアワイヤ)やi.LINKとも呼ばれます。高速の有線インタフェースで、デジタルビデオ機器や外付けディスクで使われました。無線ではありません。 -
ウ: PCI
→ 「Peripheral Component Interconnect(ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト)」の略。パソコンの内部にある拡張スロット(内部バス)用の規格で、外部機器を無線で接続するものではありません。カードを差し込む形で内部に装着します。 -
エ: USB2.0
→ 「Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)」の規格。USB2.0は有線の外部接続規格で、フラッシュメモリやプリンター、マウスの多くが使いますがケーブルで接続するタイプです(USBにもワイヤレス化の規格はありますが、一般名としてのUSB2.0は有線です)。
よくある誤解
- 「USBも無線で使えるからUSB2.0が正解では?」
- USB自体は主に有線規格です。確かに「ワイヤレスUSB」という別規格もありますが、選択肢の「USB2.0」は有線の代表的仕様なので無線とは違います。
- 「PCIってPeripheral(周辺機器)の略だから周辺機器をつなぐものでは?」
- 名前にPeripheralが入りますが、PCIはパソコン本体の内部に差す拡張スロット向けの規格です。外付けの周辺機器を無線で接続する技術ではありません。
補足コラム
- Bluetoothの用途例:ワイヤレスマウス・キーボード、ワイヤレスイヤホン(ヘッドセット)、スマートフォンと車のハンズフリー接続など。
- バージョン差:Bluetoothには古い規格(例:Bluetooth 2.0)から最新の低消費電力向け(Bluetooth Low Energy, BLE)まであり、用途により向き不向き(音楽再生は高帯域が必要、キーボードは低帯域で十分)があります。
- 他の無線規格との違い:Wi‑Fi(無線LAN)はより広域・高帯域の通信向けで、家庭や会社のネットワーク接続向けに使われます。Bluetoothは近距離での機器間接続向けです。
FAQ
Q1. USB機器を無線にする方法はありますか?
A1. はい。「ワイヤレスUSB」やBluetoothアダプタで一部の機器をワイヤレス化できますが、一般的な「USB2.0」は有線規格なので問題文の答えには該当しません。
A1. はい。「ワイヤレスUSB」やBluetoothアダプタで一部の機器をワイヤレス化できますが、一般的な「USB2.0」は有線規格なので問題文の答えには該当しません。
Q2. BluetoothとWi‑Fiの違いは何ですか?
A2. 大きくは「範囲と用途」です。Bluetoothは近距離・低消費電力で機器同士をつなぐのに向いています。Wi‑Fiはより広い範囲と高い速度でインターネット接続などを行います。
A2. 大きくは「範囲と用途」です。Bluetoothは近距離・低消費電力で機器同士をつなぐのに向いています。Wi‑Fiはより広い範囲と高い速度でインターネット接続などを行います。
Q3. スマホのイヤホンは全部Bluetoothですか?
A3. 近年のワイヤレスイヤホンの多くはBluetoothを使います。ただし別の無線方式を使う製品も稀にあります。
A3. 近年のワイヤレスイヤホンの多くはBluetoothを使います。ただし別の無線方式を使う製品も稀にあります。
関連キーワード: Bluetooth、無線接続、周辺機器接続、USB2.0、IEEE1394、FireWire、PCI、ワイヤレス、HID、BLE

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