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ITパスポート 2011年 春期 41


問題文

生産性が同じメンバ5名で20日掛かる作業がある。作業開始直前に3名がインフルエンザにかかったので新たなメンバと交代させることにした。新メンバの生産性は当初予定していたメンバの60%の生産性であるとき、20日以下で作業を完了するためには、少なくとも何名の新メンバが必要か。

選択肢

4
5(正解)
7
9

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新メンバの生産性が60%の場合、20日以内に作業を完了するには何名必要か【ITパスポート 解説】

正解の理由

もともとの作業量は「生産性が同じメンバ5名で20日掛かる」ので、仕事の総量を人日(にんにち:1人が1日でできる仕事量)で表すと 人日になります。
交代後のチームは、当初のメンバのうちインフルエンザにならなかった2名(生産性を1とする)と、生産性が60%(=0.6)である新メンバが加わる形です。1日あたりの合計生産性が元と同じ 人分になるようにする必要があります。
1日あたりの生産量が は新メンバ数)であり、これが 以上になれば20日以内に終わるので、 より となります。したがって選択肢では (5名)が正解です。

解法ステップ

  1. 総作業量を求める: 人日。
    • 人日(人×日)は「1人が1日でできる仕事量」を意味します。
  2. 交代後の1日あたりの生産量を式にする:残る元メンバ2名は生産性1ずつ、各新メンバは0.6なので合計は
  3. 20日以内に終えるための1日あたり必要量を求める: 人分/日。
  4. 条件を方程式にして解く:
  5. は人数なので小数は切り上げ。よって最小は5名()。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 4
    • 1日あたりの生産量は 人分で、必要な5に満たず20日では終わりません。よって不正解です。
  • : 5
    • で、ちょうど必要な生産量を満たすため20日で完了できます。正解です。
  • ウ: 7
    • と余裕はありますが、問題は「最少で何名か」を問うているため過剰です。計算上は正解より多すぎます。
  • エ: 9
    • さらに過剰で 。これも必要以上の人数であり最小値ではありません。

よくある誤解

  1. 「新メンバが60%だから40%減った」として、単に人数を40%増やせばいいと考えるミス。必要なのは「生産性の合計」を元と同じにすることです。
  2. 当初の5名全員が交代したと誤解して、そのうち残っている2名を無視して計算するミス。問題文では3名がインフルで交代、2名は残ります。
  3. 小数の人数をそのまま答えにするミス。人数は整数なので切り上げが必要です(例:4.9名は存在しないので5名)。

補足コラム

  • 「人日(にんにち)」はプロジェクト管理でよく使う単位です。英語では person-day。今回のような「人数×日数」問題は、この人日で考えるとわかりやすくなります。
  • 別解の考え方:もともとの1日当たりの仕事量は「5人分」。残りの2人で2人分を確保できるので、残りの3人分を新メンバで補う必要があります。新メンバ1人は0.6人分なので、 人となります。

FAQ

Q1. 新メンバが途中で慣れて生産性が上がったらどうする?
A1. 実務では生産性向上を見込めますが、試験問題は与えられた数値(ここでは60%)で計算します。変化を反映する場合は新しい生産性で再計算します。
Q2. 作業日数を少し延ばせば人数を減らせますか?
A2. はい。総作業量は固定ですから、必要な1日当たり生産量を下げれば新メンバ数は減ります。逆に日数を短くするほど人数は増えます。
Q3. 人数は端数が出た場合どう扱う?
A3. 実際の人数は整数なので、端数が出たら切り上げます(不足分があると期間内に終わらないため)。

関連キーワード: 生産性、人数計算、人日、作業量、割合計算、効率、プロジェクト管理、基礎数学、労働量算、リソース配分
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