ITパスポート 2015年 秋期 問57
問題文
Webサイトの更新状況を把握するために使われる情報の形式はどれか。
選択肢
ア:CSS
イ:DHCP
ウ:ISMS
エ:RSS(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
Webサイトの更新状況を把握するために使われる情報の形式はどれか【ITパスポート 解説】
正解の理由
Webサイトの更新情報を配信・受信する仕組みとして用いられるのは エ のRSSです。RSS(Really Simple Syndication:ウェブサイトの更新情報を簡単に配信するための形式)は、サイトの記事タイトル、要約、公開日時、リンクなどを機械が読める形式(主にXML)でまとめます。これを「フィード(feed)」と呼び、RSSリーダーやアプリが定期的に取得して、ユーザーに更新を知らせます。つまり「更新状況を把握する」という問いに最も直接当てはまるのがRSSです。
(補足)RSSは内部的にXML(eXtensible Markup Language:構造化データを表現するための記述言語)で書かれることが多く、機械での読み取り・配信に向いています。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを確認:「更新状況を把握する」「使われる情報の形式」。
- 各選択肢が何を指すかを簡単に思い出す。
- CSS:見た目の指定(スタイル)
- DHCP:IPアドレスなどを自動割当する仕組み(ネットワーク設定)
- ISMS:情報セキュリティの管理体系(管理制度)
- RSS:更新情報を配信するための形式
- 「更新を配信・把握する」役割に合うものを選ぶ。これに該当するのはRSSなので、エを選ぶ。
このように、まず役割をキーに選択肢を当てはめると速くて確実です。
選択肢別の誤答解説
-
ア: CSS(Cascading Style Sheets:ウェブページの見た目を指定するファイル)
- 理由:CSSは文字の色やレイアウト、フォントなど表示(見た目)を制御するための言語です。更新情報の配信や把握をする機能はありません。
-
イ: DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:ネットワーク機器にIPアドレスなどを自動的に割り当てる仕組み)
- 理由:DHCPはローカルネットワークでコンピュータにIPアドレスを割り当てるための通信プロトコルです。Webサイトの更新情報とは無関係です。
-
ウ: ISMS(Information Security Management System:情報セキュリティ管理の仕組みやルールのこと)
- 理由:ISMSは組織が情報を安全に管理するための方針や運用(管理体制)であり、サイト更新情報を配信・通知するデータ形式ではありません。
-
エ: RSS(Really Simple Syndication:ウェブサイトの更新情報を配信する形式)
- 理由:前述の通り、更新情報(記事の見出しや要約、公開日時など)を機械可読な形で提供し、利用者が最新情報を把握できるようにするための形式です。
よくある誤解
-
「Webに関係する言葉ならどれでも更新に関係する」と考える
- 解説:Web関連用語は役割が分かれています。CSSは見た目、DHCPはネットワーク設定、ISMSは管理体制であり、それぞれ目的が異なります。問いの「更新を把握する」に直接関係するのはRSSだけです。
-
「RSSは古い技術だから現代のサイトでは使われない」と思う
- 解説:確かにSNSやアプリで情報取得することが増えましたが、ニュースサイト・ブログ・ポッドキャストなど多くのサイトで今もRSSは使われています。代替としてAtomやJSON Feedもありますが、基本の役割は同じです。
-
「RSSとHTMLを混同する」
- 解説:HTMLはページを表示するための文書、RSSは更新を配るためのデータ(主にXML)。表示と配信で役割が違います。
補足コラム
簡単なRSSの例(実際はもっと多くの要素があります):
<?xml version="1.0"?>
<rss version="2.0">
<channel>
<title>サンプルブログ</title>
<link>https://example.com/</link>
<description>最新記事の更新情報</description>
<item>
<title>新しい記事のタイトル</title>
<link>https://example.com/article1</link>
<pubDate>Mon, 14 Jul 2025 12:00:00 +0900</pubDate>
<description>記事の要約</description>
</item>
</channel>
</rss>
- このようなファイルをRSSフィードと呼びます。RSSリーダー(フィードリーダー)というソフトやアプリが定期的にこのファイルを取得して、新着を表示します。
- Atom(別のフィード形式)やJSON Feed(JSON形式のフィード)も似た目的で使われますが、基本概念は同じです。
FAQ
Q1. RSSを使うには何が必要ですか?
A1. RSSを読む側(RSSリーダーや対応ブラウザ、アプリ)と、サイト側がRSSフィードを公開していることが必要です。多くのブログは自動でフィードを生成します。
A1. RSSを読む側(RSSリーダーや対応ブラウザ、アプリ)と、サイト側がRSSフィードを公開していることが必要です。多くのブログは自動でフィードを生成します。
Q2. 全てのサイトにRSSはありますか?
A2. いいえ。サイトによってはRSSを提供していない場合があります。提供しているかはページのソースや「RSS」やフィードアイコンで確認できます。
A2. いいえ。サイトによってはRSSを提供していない場合があります。提供しているかはページのソースや「RSS」やフィードアイコンで確認できます。
Q3. RSSとメール通知はどちらが良いですか?
A3. 目的次第です。RSSは多くのサイトの更新を一箇所で効率的に受け取れます。メールは個別の通知に向きます。通知の量や管理のしやすさで使い分けます。
A3. 目的次第です。RSSは多くのサイトの更新を一箇所で効率的に受け取れます。メールは個別の通知に向きます。通知の量や管理のしやすさで使い分けます。
Q4. RSSはセキュリティ上の問題はありますか?
A4. RSS自体は公開された更新情報を配る仕組みです。機密情報を含めないことが大前提です。安全な運用はサイト管理者の責任です。
A4. RSS自体は公開された更新情報を配る仕組みです。機密情報を含めないことが大前提です。安全な運用はサイト管理者の責任です。
関連キーワード: RSSフィード、フィードリーダー、XML、Atom、JSON Feed、サイト更新通知、Webフィード、CSS、DHCP、ISMS

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