ITパスポート 2016年 秋期 問84
問題文
メモリモジュールを装着するための、PC基板上の差込み口はどれか。
選択肢
ア:PCカードスロット
イ:フラッシュメモリ
ウ:メモリインタリーブ
エ:メモリスロット(正解)
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メモリモジュールを装着するための差込み口はどれか【ITパスポート 解説】
正解の理由
PC(パソコン)の基板であるマザーボード上に、メモリモジュールを物理的に差し込むための穴(差込み口)は、一般に「メモリスロット」と呼ばれます。つまり、選択肢の中ではエが正解です。
ここでの「メモリモジュール」は、RAM(ランダムアクセスメモリ:一時的にデータを保持してCPUの処理を助ける主記憶装置)を載せたカード状の部品を指します。これを差し込むための専用のソケットが「メモリスロット(DIMMスロットやSO‑DIMMスロットなど)」です。名前どおり「メモリを差す場所」がスロットなので、最も直感的で正しい選択です。
解法ステップ
- 問題文で尋ねられている対象を確認:「メモリモジュールを装着するための差込み口」=物理的に“差し込む”場所を問うている。
- 各選択肢の意味を簡単に確認する:
- PCカードスロット:外部拡張カード用のスロット(ノートPCの古い規格など)。
- フラッシュメモリ:不揮発性(電源を切っても残る)記憶媒体の種類で、スロット名ではない。
- メモリインタリーブ:複数のメモリを使って処理効率を上げる技術名で、物理的な差込み口ではない。
- メモリスロット:メモリモジュールを差し込むための物理的なソケット(=正解)。
- 「物理的な差し込み口」を指す語を選ぶ。該当するのはエ。
選択肢別の誤答解説
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ア: PCカードスロット
PCカードスロットは、かつてノートPCで使われた拡張カード(PC Card / PCMCIA)を差し込む場所です。Wi‑Fiカードやモデムカードなどを差すためのもので、メモリ(RAM)モジュール用のスロットではありません。問題は「メモリモジュール用」を問いているため誤りです。 -
イ: フラッシュメモリ
フラッシュメモリは、USBメモリやSSDなどに使われる「データを保存する種類の部品・半導体」そのものを指します(不揮発性メモリ)。「差込み口(スロット)」の名称ではないため、問題の答えとしては不適切です。 -
ウ: メモリインタリーブ
メモリインタリーブは、複数のメモリチャンネルを並列に使ってデータ転送の効率を上げる「方式・技術」です。物理的なスロット名ではありません。よって誤りです。 -
エ: メモリスロット
メモリモジュールを差し込む物理的なソケットの一般名です。マザーボード上でメモリモジュール(たとえばDIMMやSO‑DIMM)を装着する場所を指すため正解です。
よくある誤解
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フラッシュメモリとRAMを混同する
「メモリ」という言葉は広く使われますが、フラッシュメモリ(不揮発性の保存領域)とRAM(揮発性の作業用メモリ)は役割が違います。問題文の「メモリモジュール」はRAMを指すことが多い点に注意してください。 -
用語の見た目で判断してしまう
「メモリインタリーブ」のように“メモリ”という語を含む選択肢があると、つい正解に見えることがあります。しかし技術用語(方式)か物理的な部品(スロット)かを見分ける必要があります。 -
ノートPCの外付けスロットを混同する
PCカードやSDカードのスロットと、内部のメモリスロットは目的が違います。外部拡張用と内部装着用を混同しないようにしましょう。
補足コラム
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メモリスロットの具体例:
デスクトップPCでは一般に「DIMM(ディム:Dual Inline Memory Module)」という長いモジュールを差すDIMMスロットがあります。ノートPCでは小型の「SO‑DIMM(ソー・ディム:Small Outline DIMM)」が使われます。どちらも「メモリスロット」と呼ばれますが、形状とピン数が異なるため互換性はありません。 -
見分け方のヒント:
マザーボード上で長い溝に両端に留め具(クリップ)が付いているのが一般的なメモリスロットです。取扱説明書(マザーボードのマニュアル)に「DIMMスロット」「Memory Slot」と表記されています。 -
互換性と注意点:
DDR(読み:ディーディーアール、英語:Double Data Rate)という規格(例:DDR3、DDR4、DDR5)ごとにスロットとモジュールの形状や電圧が違います。別世代のモジュールは物理的に合わないか、差し込めても動作しないことがあります。交換・増設時はマニュアルを確認してください。
FAQ
Q1: メモリスロットとDIMMって同じですか?
A1: 厳密にはDIMMは「差し込むメモリモジュール」の型名で、DIMMスロットはそのモジュールを差す「スロット」です。日常では同じ文脈で「メモリスロット=DIMMスロット」と使って問題ありません。
A1: 厳密にはDIMMは「差し込むメモリモジュール」の型名で、DIMMスロットはそのモジュールを差す「スロット」です。日常では同じ文脈で「メモリスロット=DIMMスロット」と使って問題ありません。
Q2: ノートPCのメモリも同じスロットですか?
A2: ノートPCは一般にSO‑DIMMという小さいモジュールを使います。見た目が短いので、デスクトップのDIMMスロットとは形が違います。購入や増設時は「SO‑DIMM対応か」を確認してください。
A2: ノートPCは一般にSO‑DIMMという小さいモジュールを使います。見た目が短いので、デスクトップのDIMMスロットとは形が違います。購入や増設時は「SO‑DIMM対応か」を確認してください。
Q3: メモリを差す向きはどうやって分かりますか?
A3: モジュールには端子の切り欠き(ノッチ)があり、スロット側にも対応する突起があります。無理に差さないで、両端のクリップが外側に開いた状態で軽くはめてカチッとするまで押すのが正しい手順です。静電気対策(手を金属に触れる、静電気防止手袋など)も忘れずに。
A3: モジュールには端子の切り欠き(ノッチ)があり、スロット側にも対応する突起があります。無理に差さないで、両端のクリップが外側に開いた状態で軽くはめてカチッとするまで押すのが正しい手順です。静電気対策(手を金属に触れる、静電気防止手袋など)も忘れずに。
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