ITパスポート 2018年 春期 問15
問題文
1個の製品Pは2個の部品Qで構成され、部品Qは4個の部品Rで構成されている。部品Qは1個、部品Rは3個の在庫があるとき、製品Pを6個生産するには、部品Rはあと何個必要か。
選択肢
ア:41(正解)
イ:44
ウ:45
エ:48
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製品と部品の在庫計算問題【ITパスポート 解説】
正解の理由
製品Pを1個作るには部品Qが2個必要で、部品Qはさらに部品Rを4個使って作ります。したがって、Pを1個作るために間接的に必要なRは 個です。
6個のPを作る場合に必要なRの総数を、既にある部品在庫(Qが1個、Rが3個)を考慮して計算すると、最終的に不足するRは41個になります。これが正しい答えで、選択肢では ア にあたります。
6個のPを作る場合に必要なRの総数を、既にある部品在庫(Qが1個、Rが3個)を考慮して計算すると、最終的に不足するRは41個になります。これが正しい答えで、選択肢では ア にあたります。
解法ステップ
- 必要なQの総数を求める。
- P1個あたりQ2個 → 6個のPで 個のQが必要。
- 既にあるQ(在庫)を引く。
- 在庫Qは1個 → 作る必要があるQは 個。
- その11個のQを作るために必要なRを求める。
- Q1個あたりR4個 → 個のRが必要。
- 既にあるR(在庫)を引く。
- 在庫Rは3個 → 不足するRは 個。
- 不足がマイナスになった場合は「0個で足りる」と扱いますが、今回は正の数です。
まとめの式:
選択肢別の誤答解説
- ア: 41 → 正しい。上の手順どおり、Qの在庫を考慮してRの不足分を求めています。
- イ: 44 → Qを作るために必要なRの総数(44)は正しいですが、既にあるR在庫(3個)を差し引いていないため不正解です。
- ウ: 45 → 6個のPに対して直接Rを8個/個で計算した からR在庫の3個を引いて45としています。これはQ在庫(1個)を無視している誤りです。既にあるQ1個分はRを使わずに済むため、さらに4個分のRが不要になります(48 - 4 - 3 = 41が正しい)。
- エ: 48 → 在庫を一切考慮しない場合のR総数()です。在庫があるので不正解です。
よくある誤解
- 「P→R を直接掛ければよい」と考えてQ在庫を無視する。
- 在庫Qがあると、その分だけRを使わずに済みます。Q在庫はR必要数を4個ずつ減らします。
- 「必要な部品数から在庫を引く順序を間違える」こと。
- まず上位の部品(ここではQ)の必要数を確定し、在庫を差し引いてから下位部品(R)への展開をするのが正しい順序です。
- 在庫を引いた後の負の数(余り)をそのままマイナスで扱ってしまう。
- 余裕がある場合は追加で必要な数は0になります(マイナスは「不要」の意味ではなく「余りあり」)。
補足コラム
この種の計算は「部品表(BOM:Bill of Materials)」に基づく「所要量計算」といいます。実務では多段階(多レベル)の構成が普通です。考え方はシンプルで、上位から下位へ必要数を展開し、各レベルで在庫を差し引いて不足分だけを次に伝えていきます。手元に電卓があれば、まず上の段で必要数を確定する癖をつけるとミスが減ります。
簡単な確認用Python例(考え方の確認用)
P_need = 6
Q_per_P = 2
R_per_Q = 4
Q_stock = 1
R_stock = 3
Q_needed = P_need * Q_per_P
Q_to_make = max(0, Q_needed - Q_stock)
R_needed = Q_to_make * R_per_Q
R_to_buy = max(0, R_needed - R_stock)
print(R_to_buy) # 41
FAQ
- Q在庫が十分にあればRは不要になりますか?
- はい。例えばQ在庫が12個以上あれば、今回のP6個はRを追加で使わずに組み立てられます(Rが不要=0個)。
- 在庫の「1個」が部分的に使われることはありますか?
- 部品は整数個で扱います。切り分けられない部品なら小数は考えません。必要数が整数でない場合は切り上げ・切り捨てのルールに注意しますが、本問題は整数です。
- 複数レベルの部品で計算ミスを防ぐコツは?
- 「上位→下位」の順で順に在庫を引くこと。メモに各段階の数を書き出すと間違いが減ります。
関連キーワード: 部品表、所要量計算、在庫引当、生産計画、BOM管理

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