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ネットワークスペシャリスト 2010年 午前208


問題文

ルーティングプロトコルであるBGP-4の説明として、適切なものはどれか。

選択肢

自律システム間で経路情報に付加されたパス属性を使用し、ポリシーに基づいて経路を選択するパスベクタ方式のプロトコルである。(正解)
すべてのノードが同一のリンク状態データベースを用い、コストが最小となる経路を最適経路とするプロトコルである。
到達可能なあて先アドレスまでのホップ数が最小となる経路を、最適経路とするプロトコルである。
パケットが転送される経路のノードを、送信元ノードが明示的に指定するプロトコルである。

BGP-4の説明 +【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:BGP-4は自律システム間でパス属性を用い、ポリシに基づく経路選択を行うパスベクタ方式のルーティングプロトコルです。
  • 根拠:BGPはインターネットのバックボーンで使われ、経路情報にパス属性を付加し、経路制御を柔軟に行います。
  • 差がつくポイント:リンク状態や距離ベクトル方式と異なり、経路のポリシ制御やループ防止にパスベクタ方式を採用している点を理解することが重要です。

正解の理由

選択肢アは、BGP-4の特徴を正確に表しています。BGPは自律システム(AS)間の経路交換に使われ、経路情報にパス属性(ASパスなど)を付加し、ポリシに基づいて経路を選択します。これにより、単純な距離やコストだけでなく、運用ポリシーに応じた経路制御が可能です。

よくある誤解

BGPは単純にホップ数やコストの最小化を目的とする距離ベクトルやリンク状態型のプロトコルと混同されやすいですが、実際はパスベクタ方式であり、経路制御の柔軟性が高いです。

解法ステップ

  1. BGPの役割を確認:自律システム間の経路制御プロトコルであることを理解する。
  2. 方式の種類を整理:距離ベクトル、リンク状態、パスベクタの違いを把握する。
  3. 経路選択基準を確認:BGPはパス属性とポリシに基づく選択を行う。
  4. 選択肢を比較し、BGPの特徴に合致するものを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • イ:リンク状態型プロトコル(例:OSPF)の説明であり、BGPとは異なります。
  • ウ:ホップ数最小経路を選ぶのは距離ベクトル型(例:RIP)で、BGPの特徴ではありません。
  • エ:送信元が経路を明示的に指定するのはソースルーティングであり、BGPの説明ではありません。

補足コラム

BGPはインターネットの基幹プロトコルとして不可欠であり、AS間の経路情報交換により大規模ネットワークの運用を支えています。パス属性にはASパス、NEXT_HOP、LOCAL_PREFなどがあり、これらを用いて経路の優先順位やループ防止を実現しています。

FAQ

Q: BGPはどのようにループを防止していますか?
A: 経路情報にASパス属性を付加し、自分のAS番号が含まれる経路は受け入れずループを防止します。
Q: BGPは内部ルーティングプロトコルですか?
A: いいえ、BGPは主に自律システム間(外部)で使われる外部ゲートウェイプロトコルです。

関連キーワード: BGP-4, パスベクタ方式、自律システム、経路制御、ルーティングプロトコル
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