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ネットワークスペシャリスト 2016年 午前223


問題文

Webサーバ、アプリケーション(AP)サーバ及びDBサーバ各1台で構成されるWebシステムにおいて、次の3種類のタイムアウトを設定した。タイムアウトに設定する時間の長い順に並べたものはどれか。ここで、トランザクションはWebリクエスト内で処理を完了するものとする。   〔タイムアウトの種類〕  ① APサーバのAPが、処理を開始してから終了するまで  ② APサーバのAPにおいて、DBアクセスなどのトランザクションを開始してから終了するまで  ③ Webサーバが、APサーバにリクエストを送信してから返信を受けるまで

選択肢

①、③、②
②、①、③
③、①、②(正解)
③、②、①

Webサーバ、APサーバ、DBサーバのタイムアウト設定時間の順序【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:タイムアウト時間は「③Webサーバ→①APサーバ→②トランザクション」の順に長く設定すべきです。
  • 根拠:WebサーバはAPサーバ全体の処理完了を待つため最も長く、APサーバは処理全体、トランザクションは処理の一部で最も短い時間で十分です。
  • 差がつくポイント:各サーバの役割と処理範囲を正確に理解し、タイムアウトの適切な粒度を判断できるかが重要です。

正解の理由

選択肢ウの「③Webサーバ→①APサーバ→②トランザクション」が正解です。
WebサーバのタイムアウトはAPサーバからの応答全体を待つため最も長く設定します。
APサーバのタイムアウトはAPの処理全体に対して設定し、DBアクセスなどのトランザクション単位より長くなります。
トランザクションはAP処理の一部であり、最も短い時間でタイムアウトを設定するのが適切です。

よくある誤解

トランザクションのタイムアウトが最も長いと誤解しがちですが、トランザクションは処理の一部であり、全体処理より短く設定します。
また、Webサーバのタイムアウトを短く設定すると、APサーバの処理完了を待てずに切断される恐れがあります。

解法ステップ

  1. 各タイムアウトの対象範囲を明確にする(Webサーバ、APサーバ全体、トランザクション)。
  2. 処理の階層構造を理解する(Webサーバ→APサーバ→トランザクション)。
  3. 処理時間の長さは階層の上位ほど長くなると推測する。
  4. 選択肢の順序と照合し、最も妥当なものを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: ①、③、②
    APサーバの処理時間がWebサーバの応答時間より長いのは不自然です。WebサーバはAPサーバ全体の応答を待つため、③が①より長い必要があります。
  • イ: ②、①、③
    トランザクションが最も長いのは誤りです。トランザクションはAP処理の一部であり、全体処理より短い時間で十分です。
  • エ: ③、②、①
    トランザクションのタイムアウトがAP処理より長いのは不適切です。トランザクションはAP処理の一部であるため、短く設定します。

補足コラム

タイムアウト設定はシステムの安定性とユーザビリティに直結します。
Webサーバのタイムアウトが短すぎると、APサーバの処理完了前に切断され、エラーが発生します。
逆に長すぎると、障害時にリソースが長時間占有されるため、適切なバランスが重要です。

FAQ

Q: なぜトランザクションのタイムアウトは最も短いのですか?
A: トランザクションはDBアクセスなどの細かい処理単位であり、長時間の待機はリソースの競合やデッドロックを招くため短く設定します。
Q: Webサーバのタイムアウトが短いと何が起こりますか?
A: APサーバの処理完了前に接続が切断され、ユーザにエラーが返る可能性が高まります。

関連キーワード: タイムアウト設定、Webサーバ、APサーバ、トランザクション、DBサーバ、システム設計、ネットワーク通信
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