ネットワークスペシャリスト 2018年 午前2 問07
問題文
DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることはできるが、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることはできない。
イ:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。(正解)
ウ:複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることはできるが、一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることはできない。
エ:ホスト名とIPアドレスの対応は全て1対1である。
DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:DNSでは一つのホスト名に複数のIPアドレスを割り当てることも、複数のホスト名に同一IPアドレスを割り当てることも可能です。
- 根拠:DNSの設計上、冗長化や負荷分散のために複数IPを一つの名前に対応させたり、逆に複数の名前を同じIPに対応させることが一般的に行われています。
- 差がつくポイント:DNSの柔軟な名前解決機能を理解し、単純な1対1対応ではないことを正確に把握することが重要です。
正解の理由
イは、DNSの基本的な機能を正しく表現しています。
- 一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させる例として、ロードバランサーや冗長構成があります。
- 複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させる例として、別名(CNAMEレコード)や仮想ホストが挙げられます。
これらはDNSの標準的な運用方法であり、正しい記述です。
よくある誤解
- 「ホスト名とIPアドレスは1対1で対応する」と誤解しがちですが、実際は柔軟に対応付けが可能です。
- 複数のIPアドレスを一つのホスト名に割り当てられないと思う人もいますが、これは負荷分散の基本技術として広く使われています。
解法ステップ
- DNSの基本役割を理解する(名前解決の仕組み)。
- ホスト名とIPアドレスの対応関係が1対1とは限らないことを確認する。
- 複数IPを一つのホスト名に割り当てるケース(ロードバランシングなど)を思い出す。
- 複数ホスト名を同一IPに割り当てるケース(CNAMEや仮想ホスト)を思い出す。
- 選択肢を比較し、両方の対応が可能と述べているイを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:複数のホスト名に同一IPを対応させることができないのは誤り。CNAMEや仮想ホストで可能です。
- イ:正解。DNSの柔軟な対応付けを正しく表現。
- ウ:一つのホスト名に複数IPを対応させられないのは誤り。ロードバランシングなどで可能です。
- エ:全て1対1というのはDNSの実態と異なり、誤解を招きます。
補足コラム
DNSのレコードタイプには、Aレコード(IPv4アドレス対応)、AAAAレコード(IPv6対応)、CNAMEレコード(別名対応)などがあります。
- A/AAAAレコードは一つのホスト名に複数登録可能で、複数IPアドレスを返すことができます。
- CNAMEレコードは別名を設定し、複数のホスト名を同一IPに対応させる際に使われます。
これにより、DNSは柔軟かつ効率的な名前解決を実現しています。
FAQ
Q: 一つのホスト名に複数のIPアドレスを割り当てる理由は何ですか?
A: 負荷分散や冗長化のためで、アクセスの分散や障害時の切り替えに役立ちます。
A: 負荷分散や冗長化のためで、アクセスの分散や障害時の切り替えに役立ちます。
Q: 複数のホスト名が同じIPアドレスを指す場合、どのような用途がありますか?
A: ウェブサーバの仮想ホスト設定やサービスの別名管理などで利用されます。
A: ウェブサーバの仮想ホスト設定やサービスの別名管理などで利用されます。
関連キーワード: DNS, ホスト名、IPアドレス、Aレコード、CNAME, 負荷分散、仮想ホスト、名前解決

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