ネットワークスペシャリスト 2018年 午前2 問18
問題文
WebサイトがWebブラウザに対して、指定された期間において、当該Webサイトへのアクセスをhttpsで行うように指示するHTTPレスポンスヘッダフィールドはどれか。
選択肢
ア:Content-Security-Policy
イ:Strict-Transport-Security(正解)
ウ:X-Content-Type-Options
エ:X-XSS-Protection
WebサイトがWebブラウザに対して、指定された期間において、当該Webサイトへのアクセスをhttpsで行うように指示するHTTPレスポンスヘッダフィールドはどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:指定期間中にWebサイトへのアクセスをHTTPSに限定する指示は「Strict-Transport-Security」ヘッダで行う。
- 根拠:このヘッダはHSTS(HTTP Strict Transport Security)ポリシーをブラウザに伝え、HTTPアクセスを自動的にHTTPSにリダイレクトさせる。
- 差がつくポイント:他の選択肢はセキュリティ強化に関わるが、HTTPS強制はStrict-Transport-Securityのみが担う役割である。
正解の理由
イ: Strict-Transport-Securityは、Webサーバーがブラウザに対して「今後指定期間は必ずHTTPSでアクセスしてください」と指示するHTTPレスポンスヘッダです。これにより、ブラウザはHTTPアクセスを受け付けず、自動的にHTTPSへリダイレクトします。これがHSTSの仕組みであり、通信の安全性を高める重要な手段です。
よくある誤解
「Content-Security-Policy」はクロスサイトスクリプティング対策、「X-Content-Type-Options」はMIMEタイプの誤解釈防止、「X-XSS-Protection」はブラウザのXSSフィルタ設定であり、HTTPS強制とは直接関係ありません。
解法ステップ
- 問題文の「指定期間にHTTPSでアクセスを強制する」点に注目する。
- 各選択肢の役割を整理する。
- HTTPS強制に関わるヘッダは「Strict-Transport-Security」であることを確認する。
- 他の選択肢は別のセキュリティ対策であるため除外する。
- 正解はイと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: Content-Security-Policy
Webページのリソース読み込み制限やスクリプト実行制御を行うが、HTTPS強制はしない。 - イ: Strict-Transport-Security
HTTPSアクセスを強制し、指定期間ブラウザに記憶させるため正解。 - ウ: X-Content-Type-Options
MIMEタイプの誤解釈を防止し、コンテンツの安全性を高めるがHTTPS強制ではない。 - エ: X-XSS-Protection
ブラウザのXSSフィルタ機能を制御するヘッダであり、HTTPS強制とは無関係。
補足コラム
Strict-Transport-SecurityヘッダはHSTSポリシーの実装に不可欠です。これにより中間者攻撃(MITM)を防ぎ、通信の暗号化を強制します。設定例は以下の通りです。
Strict-Transport-Security: max-age=31536000; includeSubDomains; preload
max-age
は有効期間(秒)includeSubDomains
はサブドメインにも適用preload
はブラウザのHSTSプリロードリストに登録するオプション
FAQ
Q: Strict-Transport-Securityはどのタイミングで送信されますか?
A: HTTPS接続時のHTTPレスポンスヘッダとして送信され、ブラウザが受け取ることで有効になります。
A: HTTPS接続時のHTTPレスポンスヘッダとして送信され、ブラウザが受け取ることで有効になります。
Q: HTTPアクセスは完全に遮断されますか?
A: ブラウザはHSTSポリシーを記憶し、HTTPアクセスを自動的にHTTPSにリダイレクトしますが、サーバー側でもHTTPからHTTPSへのリダイレクト設定が推奨されます。
A: ブラウザはHSTSポリシーを記憶し、HTTPアクセスを自動的にHTTPSにリダイレクトしますが、サーバー側でもHTTPからHTTPSへのリダイレクト設定が推奨されます。
関連キーワード: HSTS, HTTPS強制、HTTPレスポンスヘッダ、セキュリティヘッダ、中間者攻撃対策

\ せっかくなら /
ネットワークスペシャリストを
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

