ネットワークスペシャリスト 2019年 午前2 問07
問題文
DHCPを用いるネットワーク構成において,DHCPリレーエージェントが必要になるのは、ネットワーク間がどの機器で接続されている場合か。
選択肢
ア:スイッチングハブ
イ:リピータ
ウ:ブリッジ
エ:ルータ(正解)
DHCPを用いるネットワーク構成において,DHCPリレーエージェントが必要になるのは、ネットワーク間がどの機器で接続されている場合か【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:DHCPリレーエージェントはネットワーク間がルータで接続されている場合に必要です。
- 根拠:DHCPはブロードキャストを利用するため、異なるネットワーク間(異なるサブネット)では直接届かず、ルータがブロードキャストを通さないため中継が必要です。
- 差がつくポイント:スイッチやブリッジは同一ネットワーク内で動作し、リピータは物理層の信号増幅のみであるため、DHCPリレーは不要です。
正解の理由
DHCPクライアントのIPアドレス取得はブロードキャスト通信を使いますが、ルータは異なるネットワーク間でのブロードキャストを遮断します。したがって、DHCPサーバが別ネットワークにある場合、DHCPリレーエージェントがルータ上で動作し、DHCPメッセージを中継して通信を可能にします。これにより、異なるサブネット間でもIPアドレスの自動割り当てが実現します。
よくある誤解
スイッチやブリッジもネットワーク機器ですが、これらは同一ネットワーク内でブロードキャストを通すため、DHCPリレーは不要と覚えておきましょう。
解法ステップ
- DHCPの通信方式がブロードキャストであることを理解する。
- ブロードキャストが異なるネットワーク間で届かない理由を確認する。
- ルータが異なるネットワーク間の通信を制御し、ブロードキャストを遮断することを把握する。
- DHCPリレーエージェントがルータ上でブロードキャストをユニキャストに変換し中継する役割を理解する。
- 選択肢の機器の役割を整理し、ルータが正解と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: スイッチングハブ
同一ネットワーク内で動作し、ブロードキャストを通すためDHCPリレーは不要です。 - イ: リピータ
物理層の信号増幅装置であり、ネットワーク層の制御は行わないため関係ありません。 - ウ: ブリッジ
同一ネットワーク内でフレームを転送し、ブロードキャストも通すためリレーは不要です。 - エ: ルータ
異なるネットワーク間でブロードキャストを遮断するため、DHCPリレーエージェントが必要です。
補足コラム
DHCPリレーエージェントは、DHCPDISCOVERなどのブロードキャストメッセージを受け取ると、それをユニキャストに変換して別ネットワーク上のDHCPサーバに転送します。これにより、中央集約型のDHCPサーバを複数のサブネットで共有可能となり、管理が効率化されます。
FAQ
Q: DHCPリレーエージェントはどこに設置されますか?
A: 通常はルータやレイヤ3スイッチなど、異なるネットワーク間の境界機器に設置されます。
A: 通常はルータやレイヤ3スイッチなど、異なるネットワーク間の境界機器に設置されます。
Q: スイッチングハブでDHCPリレーは必要ですか?
A: いいえ、スイッチングハブは同一ネットワーク内で動作し、ブロードキャストを通すため不要です。
A: いいえ、スイッチングハブは同一ネットワーク内で動作し、ブロードキャストを通すため不要です。
関連キーワード: DHCP, DHCPリレーエージェント、ルータ、ブロードキャスト、サブネット、ネットワーク機器

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