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ネットワークスペシャリスト 2021年 午前213


問題文

インターネットプロトコルのTCPとUDP両方のヘッダに存在するものはどれか。

選択肢

宛先IPアドレス
宛先MACアドレス
生存時間(TTL)
送信元ポート番号(正解)

インターネットプロトコルのTCPとUDP両方のヘッダに存在するものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:TCPとUDPの両方のヘッダに共通して存在するのは「送信元ポート番号」です。
  • 根拠:TCP/UDPはトランスポート層のプロトコルであり、ポート番号で通信先のアプリケーションを識別します。
  • 差がつくポイント:IPアドレスやMACアドレスはネットワーク層やデータリンク層の情報であり、TCP/UDPヘッダには含まれません。

正解の理由

TCPとUDPはどちらもトランスポート層のプロトコルで、通信の送信元と宛先のアプリケーションを識別するために「送信元ポート番号」と「宛先ポート番号」をヘッダに持ちます。
一方、「宛先IPアドレス」や「生存時間(TTL)」はIPヘッダの情報であり、「宛先MACアドレス」はデータリンク層の情報でTCP/UDPヘッダには含まれません。
したがって、TCPとUDP両方のヘッダに存在するのは「送信元ポート番号」であるため、正解はです。

よくある誤解

IPアドレスやMACアドレスも通信に必要な情報ですが、これらはTCP/UDPのヘッダではなく、それぞれIPヘッダやイーサネットフレームに含まれます。
TTLはIPヘッダのフィールドであり、トランスポート層のTCP/UDPヘッダには存在しません。

解法ステップ

  1. TCPとUDPがどの層のプロトコルかを確認する(トランスポート層)。
  2. トランスポート層のヘッダに含まれる情報を思い出す(ポート番号など)。
  3. IPアドレスやTTLはネットワーク層の情報であることを認識する。
  4. MACアドレスはデータリンク層の情報であることを理解する。
  5. 以上からTCP/UDP両方に共通するのは「送信元ポート番号」と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 宛先IPアドレス
    → IPヘッダに含まれる情報であり、TCP/UDPヘッダには存在しません。
  • イ: 宛先MACアドレス
    → データリンク層の情報で、TCP/UDPヘッダには含まれません。
  • ウ: 生存時間(TTL)
    → IPヘッダのフィールドで、トランスポート層のTCP/UDPヘッダにはありません。
  • エ: 送信元ポート番号
    → TCP/UDP両方のヘッダに存在し、通信の送信元アプリケーションを識別します。

補足コラム

TCPとUDPはどちらもポート番号を使って複数のアプリケーション間で通信を区別します。
ポート番号は16ビットで、0〜65535の範囲を持ち、0〜1023はウェルノウンポートとして特定のサービスに割り当てられています。
IPアドレスはネットワーク層でルーティングに使われ、MACアドレスは同一ネットワーク内の物理アドレスとして機能します。

FAQ

Q: TCPとUDPのヘッダで共通している項目は他にありますか?
A: はい、宛先ポート番号も共通しています。両者とも送信元・宛先ポート番号を持ちます。
Q: TTLはどの層のプロトコルに含まれていますか?
A: TTLはIPヘッダのフィールドで、ネットワーク層に属します。

関連キーワード: TCPヘッダ、UDPヘッダ、ポート番号、トランスポート層、IPアドレス、MACアドレス、TTL, ネットワーク層、データリンク層
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