ネットワークスペシャリスト 2022年 午前2 問15
問題文
IP電話の音声品質を表す指標のうち、ノイズ、エコー、遅延などから算出されるものはどれか。
選択肢
ア:MOS値
イ:R値(正解)
ウ:ジッタ
エ:パケット損失率
IP電話の音声品質を表す指標のうち、ノイズ、エコー、遅延などから算出されるものはどれか。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ノイズ、エコー、遅延など複数の要因を総合的に評価する指標は「R値」です。
- 根拠:R値はITU-T勧告P.800シリーズに基づき、音声品質を数値化するために設計された指標で、音声の主観的評価を反映します。
- 差がつくポイント:MOS値は主観評価の平均値、ジッタやパケット損失率は単一の品質劣化要因を示すため、複合的な品質評価にはR値が適切です。
正解の理由
イ: R値は、音声通信の品質を総合的に評価する指標で、ノイズ、エコー、遅延など複数の要素を考慮して算出されます。ITU-TのE-modelに基づき、音声品質を数値化し、通信環境の影響を定量的に評価できるため、IP電話の音声品質評価に最適です。
よくある誤解
MOS値は音声品質の主観的評価の平均値であり、単にユーザーの感覚を示すため、ノイズや遅延の具体的な影響を直接示すものではありません。
解法ステップ
- 問題文の「ノイズ、エコー、遅延など複数の要因」を確認する。
- 各選択肢の意味を整理する。
- MOS値は主観評価の平均値、ジッタは遅延変動、パケット損失率はデータ欠損の割合であることを理解する。
- 複合的な音声品質評価指標であるR値を選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア: MOS値
主観的な評価の平均値であり、ノイズや遅延の具体的な要因を直接数値化しません。 - ウ: ジッタ
パケットの遅延変動を示す指標で、音声品質の一要素に過ぎません。 - エ: パケット損失率
パケットの欠損割合を示し、音声品質の一部影響要因ですが、総合的評価ではありません。
補足コラム
R値はITU-T勧告G.107のE-modelに基づき、音声通信の品質を0から100の範囲で評価します。80以上は良好、70以下は品質低下が顕著とされ、IP電話の品質管理に広く用いられています。
FAQ
Q: MOS値とR値の違いは何ですか?
A: MOS値はユーザーの主観的評価の平均値で、R値は複数の品質劣化要因を数値モデルで評価した客観的指標です。
A: MOS値はユーザーの主観的評価の平均値で、R値は複数の品質劣化要因を数値モデルで評価した客観的指標です。
Q: ジッタが大きいと音声品質にどう影響しますか?
A: ジッタが大きいと音声の遅延変動が増え、音声の途切れや不自然さが発生しやすくなります。
A: ジッタが大きいと音声の遅延変動が増え、音声の途切れや不自然さが発生しやすくなります。
関連キーワード: R値、音声品質指標、IP電話、E-model, MOS値、ジッタ、パケット損失率

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