ネットワークスペシャリスト 2024年 午前2 問15
問題文
IP電話の音声品質を表す指標のうち、ノイズ、エコー、遅延などから算出されるものはどれか。
選択肢
ア:MOS値
イ:R値(正解)
ウ:ジッタ
エ:パケット損失率
IP電話の音声品質を表す指標のうち、ノイズ、エコー、遅延などから算出されるものはどれか。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ノイズ、エコー、遅延など複数の要素を総合評価する指標は「R値」である。
- 根拠:R値はITU-T勧告P.800系列の評価モデルで、音声品質を数値化し、複数の劣化要因を反映する。
- 差がつくポイント:MOS値は主観評価の平均値、ジッタやパケット損失率は単一の品質劣化要因を示すため、総合評価には不向き。
正解の理由
R値は音声通信の品質を総合的に評価する指標で、ノイズ、エコー、遅延など複数の音声劣化要因を数値化して算出されます。ITU-TのE-model(勧告G.107)に基づき、通信環境の影響を定量的に評価できるため、IP電話の音声品質評価に適しています。
よくある誤解
MOS値は音声品質の主観評価の平均値であり、直接ノイズや遅延を数値化するものではありません。ジッタやパケット損失率は単一の品質劣化要因を示す指標です。
解法ステップ
- 問題文の「ノイズ、エコー、遅延など複数の要素から算出される」とある点に注目する。
- 各選択肢の意味を整理する。
- MOS値は主観評価の平均値、ジッタは遅延のばらつき、パケット損失率はデータ損失の割合。
- R値は複数の劣化要因を総合的に評価する指標であることを確認する。
- よって、正解はイのR値と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: MOS値は主観的な音声品質の平均評価であり、ノイズや遅延を直接数値化しない。
- イ: R値は複数の音声劣化要因を総合的に評価し、正解。
- ウ: ジッタはパケットの遅延変動を示す単一指標であり、総合評価ではない。
- エ: パケット損失率は通信中のデータ損失割合を示す指標で、音声品質全体を評価しない。
補足コラム
R値はITU-T勧告G.107のE-modelに基づき、音声通信の品質を0〜100のスケールで評価します。数値が高いほど良好な音声品質を示し、IP電話やVoIPの品質管理に広く用いられています。MOS値はR値から推定されることも多く、ユーザーの主観的な満足度を示す指標です。
FAQ
Q: MOS値とR値の違いは何ですか?
A: MOS値はユーザーの主観評価の平均値で、R値は複数の劣化要因を数値化した客観的な品質指標です。
A: MOS値はユーザーの主観評価の平均値で、R値は複数の劣化要因を数値化した客観的な品質指標です。
Q: ジッタは音声品質にどのように影響しますか?
A: ジッタはパケットの遅延変動で、過度のジッタは音声の途切れや遅延を引き起こしますが、単独で総合評価はできません。
A: ジッタはパケットの遅延変動で、過度のジッタは音声の途切れや遅延を引き起こしますが、単独で総合評価はできません。
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