解説
解答の論理構成
- 設計システムが生成し、生産管理側へ渡す設計成果物を確認
- 【問題文】
「設計・技術部門では、製品を構成するユニット品・資材の情報と、製品・ユニット品組立及び部品加工の製造工程情報を設計仕様書に記載して生産管理部門に渡す。」
- 基準情報管理サブシステムの役割を確認
- 表「新生産管理システムの概要」より、基準情報管理-部品表管理の機能に「設計システムとのインタフェース」が設定されている。
- したがって、設計システムから基準情報管理へ流れる情報は上記2種類であると論理的に決定できる。
- 25字以内で簡潔に表現し、模範解答と一致するかを検証
- ①「製品を構成するユニット品・資材の情報」
- ②「製品・ユニット品組立及び部品加工の製造工程情報」
いずれも原文そのままで要件を満たす。
誤りやすいポイント
- 「部品表そのもの」と回答してしまい、資材情報を漏らす。
- 「工程情報」を「作業指示」と混同し、設計側でなく工程管理側の情報と誤認。
- 「ユニット品」を省略して「製品構成情報」とだけ書き、具体性を欠く。
FAQ
Q: 「部品表」と答えるだけでは不正解ですか?
A: 不正解に近いです。設問は“設計システムから受け取る情報”を具体的に二つ挙げるよう求めています。「部品表」は①②双方を内包しきれず、得点が減る恐れがあります。
Q: 工程情報は生産管理側で作成するのでは?
A: 作業計画は生産管理側ですが、元となる「製品・ユニット品組立及び部品加工の製造工程情報」は設計システムが設計仕様書に記載し、基準情報として連携します。
Q: ユニット品情報と資材情報は別々に書くべき?
A: 【問題文】が一体として「製品を構成するユニット品・資材の情報」と記載しているため、同じフレーズでまとめるのが最も確実です。
関連キーワード: 部品表, 工程表, インタフェース, 基準情報, 在庫管理