RAID1~5の方式の違いは、何に基づいているか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:RAID1~5の違いは、データと冗長ビットの記録方法および記録位置の組み合わせに基づいています。
- 根拠:RAIDは複数のディスクにデータを分散・複製し、性能向上や耐障害性を実現する技術であり、方式ごとにデータ配置が異なります。
- 差がつくポイント:アクセス性能やインタフェース、MTBFではなく、データの配置と冗長性の設計が方式の本質的な違いです。
正解の理由
RAID1~5は、複数のディスクにデータをどのように分散し、冗長情報をどこに記録するかで分類されます。例えば、RAID1はミラーリングで全データを複製し、RAID5はパリティ情報を分散配置します。これらの違いは「データ及び冗長ビットの記録方法と記録位置との組合せ」によって決まるため、選択肢エが正解です。
よくある誤解
RAIDの違いをディスクの性能やインタフェースの種類、MTBF(平均故障間隔)で判断する誤解が多いですが、これらはRAID方式の特徴ではありません。
解法ステップ
- RAIDの基本目的を理解する(性能向上と耐障害性の両立)。
- 各RAIDレベルの特徴を確認する(例:RAID1はミラーリング、RAID5はパリティ分散)。
- 方式の違いが「データ配置と冗長情報の管理方法」にあることを把握する。
- 選択肢の内容を比較し、データ記録方法に関するものを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア: 構成する磁気ディスク装置のアクセス性能はRAIDの方式を決める要素ではなく、個々のディスクの性能に依存します。
- イ: コンピュータ本体とのインタフェースは接続方式の違いであり、RAIDの方式分類とは無関係です。
- ウ: MTBFはディスクの信頼性指標であり、RAIDの方式の違いを示すものではありません。
- エ: データ及び冗長ビットの記録方法と記録位置との組合せがRAID1~5の方式の本質的な違いです。
補足コラム
RAID(Redundant Array of Independent Disks)は、複数のディスクを組み合わせて一つの論理ディスクとして扱い、性能向上やデータ保護を実現します。RAID0はストライピングで性能重視、RAID1はミラーリングで信頼性重視、RAID5はパリティ分散でバランスを取る方式です。これらの違いはデータの配置方法に起因します。
FAQ
Q: RAID5のパリティ情報はどこに記録されますか?
A: RAID5ではパリティ情報が複数のディスクに分散して記録され、特定のディスクに偏らないようにしています。
Q: RAID1とRAID0の違いは何ですか?
A: RAID1はデータを複製(ミラーリング)して信頼性を高め、RAID0はデータを分割(ストライピング)して性能を向上させますが冗長性はありません。
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