応用情報技術者 2009年 秋期 午前2 問46
問題文
変数の間で論理的に成立すべき条件が満たされているか否かを検査するコードをプログラムの適切な箇所に挿入し、実行時に検査結果が確認できる支援ツールはどれか。
選択肢
ア:アサーションチェッカ(正解)
イ:コードオーディタ
ウ:テストカバレージモニタ
エ:トレーサ
変数の間で論理的に成立すべき条件が満たされているか否かを検査する支援ツール【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:変数間の論理的条件を実行時に検査するツールはアサーションチェッカです。
- 根拠:アサーションはプログラム内に条件式を埋め込み、実行時に条件が成立しなければエラーを通知します。
- 差がつくポイント:コードの静的解析や実行経路の追跡とは異なり、実行時の条件検査に特化している点を理解しましょう。
正解の理由
アサーションチェッカは、プログラム中に「この条件は必ず成立するはず」という論理的な前提を記述し、実行時にその条件が満たされているかを検査します。条件が成立しない場合はプログラムを停止させ、バグの早期発見に役立ちます。これにより、変数間の論理的整合性を動的に検証できるため、問題文の要件に最も適しています。
よくある誤解
コードオーディタは静的解析ツールであり、実行時の条件検査は行いません。テストカバレージモニタはテストの網羅率を測るツールで、条件の成立検査とは異なります。トレーサは実行の流れを追跡するもので、論理条件の検査には使いません。
解法ステップ
- 問題文の「変数間の論理的条件を検査」と「実行時に検査結果を確認できる」というキーワードに注目する。
- 各選択肢の役割を整理し、実行時の条件検査に該当するものを探す。
- アサーションチェッカが条件式をプログラムに埋め込み、実行時に検査するツールであることを確認。
- 他の選択肢は静的解析や実行経路追跡、テスト網羅率測定であるため除外。
- よって、正解はアと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 正解。実行時に論理条件を検査し、異常時に通知するツール。
- イ: コードオーディタは静的にコードの問題点を検査するため、実行時の条件検査には不適。
- ウ: テストカバレージモニタはテストの網羅率を測定するツールで、条件の成立検査とは異なる。
- エ: トレーサはプログラムの実行経路を追跡するツールで、論理条件の検査機能は持たない。
補足コラム
アサーションはプログラムの品質向上に欠かせない技術で、特にデバッグ段階で効果を発揮します。多くのプログラミング言語で標準機能としてサポートされており、条件が成立しない場合に即座に問題を検出できるため、バグの早期発見と修正に役立ちます。
FAQ
Q: アサーションチェッカは本番環境でも使うべきですか?
A: 通常はデバッグやテスト段階で使用し、本番環境ではパフォーマンスや安定性の観点から無効化することが多いです。
A: 通常はデバッグやテスト段階で使用し、本番環境ではパフォーマンスや安定性の観点から無効化することが多いです。
Q: コードオーディタとアサーションチェッカの違いは何ですか?
A: コードオーディタは静的解析でコードの問題点を検出し、アサーションチェッカは実行時に条件の成立を検査します。
A: コードオーディタは静的解析でコードの問題点を検出し、アサーションチェッカは実行時に条件の成立を検査します。
関連キーワード: アサーション、実行時検査、バグ検出、デバッグ支援、静的解析、テストカバレージ、トレーサ

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