応用情報技術者 2010年 春期 午前2 問44
問題文
UML 2.0 において、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
選択肢
ア:アクティビティ図
イ:コミュニケーション図
ウ:シーケンス図(正解)
エ:ユースケース図
UML 2.0 におけるオブジェクト間の相互作用の記述方法【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:オブジェクト間の相互作用を時間軸に沿って表現するのはシーケンス図です。
- 根拠:シーケンス図はメッセージの送受信を時系列で示し、動的な振る舞いを可視化します。
- 差がつくポイント:コミュニケーション図は関係性重視、アクティビティ図は処理の流れ、ユースケース図は機能の概要を示す点で異なります。
正解の理由
シーケンス図はUML 2.0の中で、オブジェクト間のメッセージ交換を時間の経過に沿って表現する図です。各オブジェクトのライフラインが縦軸に配置され、メッセージの送受信が矢印で示されるため、動的な相互作用の流れを理解しやすくなっています。これにより、システムの振る舞いを詳細に分析・設計できます。
よくある誤解
コミュニケーション図もオブジェクト間の関係を示しますが、時間の経過を明示しません。アクティビティ図は処理の流れを表すため、相互作用の時間的順序とは異なります。
解法ステップ
- 問題文の「時間の経過に注目して記述する」部分に注目する。
- UML図の特徴を思い出し、時間軸を持つ図を選ぶ。
- シーケンス図はメッセージの時系列を示すことを確認する。
- 他の選択肢の役割と比較し、時間軸がないことを理解する。
- 正解はシーケンス図(ウ)と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: アクティビティ図は処理やワークフローの流れを示し、時間軸ではなく制御の流れに注目します。
- イ: コミュニケーション図はオブジェクト間の関係性やメッセージのやり取りを示しますが、時間の経過は明示しません。
- ウ: シーケンス図はオブジェクト間のメッセージ交換を時間軸に沿って表現し、動的な相互作用を示します。
- エ: ユースケース図はシステムの機能や利用者との関係を示すもので、動的な相互作用の時間的表現ではありません。
補足コラム
UML 2.0では、動的な振る舞いを表す図としてシーケンス図とコミュニケーション図があり、どちらも相互作用を示しますが、シーケンス図は時間軸を重視し、コミュニケーション図は構造的な関係を重視します。設計段階でどちらを使うかは目的に応じて選択されます。
FAQ
Q: シーケンス図とコミュニケーション図の違いは何ですか?
A: シーケンス図は時間軸に沿ったメッセージの流れを示し、コミュニケーション図はオブジェクト間の関係性とメッセージのやり取りを構造的に示します。
A: シーケンス図は時間軸に沿ったメッセージの流れを示し、コミュニケーション図はオブジェクト間の関係性とメッセージのやり取りを構造的に示します。
Q: アクティビティ図はどんな場合に使いますか?
A: アクティビティ図は業務プロセスや処理の流れを視覚化し、条件分岐や並行処理を表現する際に使います。
A: アクティビティ図は業務プロセスや処理の流れを視覚化し、条件分岐や並行処理を表現する際に使います。
関連キーワード: UML 2.0, シーケンス図、オブジェクト間相互作用、動的モデル、時系列表現

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