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応用情報技術者 2012年 春期 午前247


問題文

作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとして主導すること、及び公式な記録、分析を行うことが特徴のレビュー技法はどれか。

選択肢

インスペクション(正解)
ウォークスルー
パスアラウンド
ペアプログラミング

作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとして主導するレビュー技法【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:作業成果物の作成者以外がモデレータを務め、公式な記録や分析を行うレビュー技法はインスペクションです。
  • 根拠:インスペクションは品質保証のために体系的かつ形式的に行われ、役割分担が明確で記録も詳細に残されます。
  • 差がつくポイント:モデレータが作成者以外であること、公式な記録と分析が必須である点がインスペクションの特徴です。

正解の理由

ア: インスペクションは、作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとして主導し、レビューの進行管理や議事録の作成、問題点の分析を行います。これにより客観的かつ体系的な品質評価が可能となり、欠陥の早期発見に効果的です。
他の選択肢は、作成者が主体であったり、非公式なレビューであったりするため、問題文の条件に合致しません。

よくある誤解

インスペクションは単なるレビューやウォークスルーと混同されがちですが、公式な記録と役割分担が厳密に定められている点が異なります。
ペアプログラミングはレビュー技法ではなく、共同コーディングの手法です。

解法ステップ

  1. 問題文の「作成者以外の参加者がモデレータ」とある点に注目する。
  2. 「公式な記録、分析を行う」という形式的な特徴を確認する。
  3. 各選択肢のレビュー技法の特徴を整理し、条件に合致するものを選ぶ。
  4. インスペクションは役割分担と記録が厳密であることを思い出す。
  5. 他の選択肢は非公式や作成者主体のため除外する。

選択肢別の誤答解説

  • イ: ウォークスルー
    作成者が主導し、非公式で参加者全員が自由に意見を出す形式。モデレータが作成者以外とは限らず、記録も簡易的。
  • ウ: パスアラウンド
    成果物を順番に回覧して確認する簡易なレビュー方法で、公式な記録やモデレータの役割は明確でない。
  • エ: ペアプログラミング
    2人で同時にコードを書く開発手法であり、レビュー技法ではない。

補足コラム

インスペクションは1970年代にマイケル・ファーラーらによって提唱された形式的レビュー技法で、ソフトウェア品質保証の基本手法の一つです。役割はモデレータ、記録者、レビュアー、作成者に分かれ、欠陥の早期発見と品質向上に寄与します。
ウォークスルーは教育的側面が強く、チーム内の知識共有にも効果的です。

FAQ

Q: インスペクションとウォークスルーの最大の違いは何ですか?
A: インスペクションは公式な記録と役割分担が厳密で、作成者以外がモデレータを務めます。ウォークスルーは非公式で作成者が主導することが多いです。
Q: ペアプログラミングはレビュー技法に含まれますか?
A: いいえ。ペアプログラミングは共同開発手法であり、レビュー技法とは異なります。

関連キーワード: インスペクション、レビュー技法、モデレータ、公式記録、品質保証
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