応用情報技術者 2013年 春期 午前2 問64
問題文
業務要件定義において、業務フローを記述する際に、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
選択肢
ア:アクティビティ図(正解)
イ:状態遷移図
ウ:クラス図
エ:ユースケース図
業務要件定義における業務フローの表現図【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:業務フローの分岐や並行処理、同期を表現できるのはアクティビティ図です。
- 根拠:アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を視覚的に表現するUMLの図で、業務プロセスの詳細設計に適しています。
- 差がつくポイント:状態遷移図は状態変化に注目し、クラス図は構造、ユースケース図は機能の関係を示すため、業務フローの動的な処理の流れを表現するには不向きです。
正解の理由
アクティビティ図は、業務フローの中で「どの処理がどのように分岐し、並行して進み、また同期するか」を明確に示せます。これにより、業務要件定義の段階で複雑な処理の流れを正確に把握し、関係者間で共有しやすくなります。
他の選択肢はそれぞれ異なる目的の図であり、業務フローの動的な処理の流れを表現するには適していません。
他の選択肢はそれぞれ異なる目的の図であり、業務フローの動的な処理の流れを表現するには適していません。
よくある誤解
状態遷移図は処理の流れを表すと思われがちですが、実際はオブジェクトの状態変化に焦点を当てています。
ユースケース図はシステムの機能と利用者の関係を示すため、処理の詳細な流れは表現できません。
ユースケース図はシステムの機能と利用者の関係を示すため、処理の詳細な流れは表現できません。
解法ステップ
- 問題文の「処理の分岐や並行処理、処理の同期」に注目する。
- UML図の特徴を思い出し、どの図が動的な処理の流れを表現できるかを考える。
- アクティビティ図はフローの分岐や並行処理を表現可能であることを確認する。
- 他の図(状態遷移図、クラス図、ユースケース図)は目的が異なるため除外する。
- よって、正解はアクティビティ図(ア)と判断する。
選択肢別の誤答解説
- イ: 状態遷移図はオブジェクトの状態変化を示す図で、業務フローの分岐や並行処理を表現できません。
- ウ: クラス図はシステムの構造やクラス間の関係を示す図で、処理の流れを表す用途ではありません。
- エ: ユースケース図はシステムの機能と利用者の関係を示す図で、業務フローの詳細な処理は表現できません。
補足コラム
アクティビティ図はUML(統一モデリング言語)の一種で、業務プロセスやシステムの処理フローを視覚的に表現するために使われます。分岐は「条件付きフロー」、並行処理は「フォーク」と「ジョイン」、同期は「シグナル送受信」などの要素で表現可能です。これにより、複雑な業務の流れを理解しやすくなり、要件定義の精度向上に寄与します。
FAQ
Q: 状態遷移図とアクティビティ図の違いは何ですか?
A: 状態遷移図はオブジェクトの状態変化を示し、アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を表現します。
A: 状態遷移図はオブジェクトの状態変化を示し、アクティビティ図は処理の流れや分岐、並行処理を表現します。
Q: 業務フローを簡単に表現したい場合、アクティビティ図は適していますか?
A: はい。アクティビティ図は業務フローの詳細な処理や分岐を視覚的に示せるため適しています。
A: はい。アクティビティ図は業務フローの詳細な処理や分岐を視覚的に示せるため適しています。
関連キーワード: アクティビティ図、UML, 業務フロー、分岐処理、並行処理、同期、業務要件定義

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