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応用情報技術者 2014年 秋期 午前212


問題文

NASを利用することによって、達成できることはどれか。

選択肢

サーバごとに専用の磁気ディスクを搭載して個別管理するよりも、ファイルサーバのようにシステム全体で磁気ディスク群を効率的に利用することができる。(正解)
磁気ディスクに障害が発生しても、自動的に予備の磁気ディスクを起動して、 パリティ情報からデータを復元し、処理を継続することができる。
磁気ディスクのファイル領域の断片化を解消し、ヘッドの移動量の増大から起こる読み書き速度の低下や故障の誘発を防止することができる。
データベースにアクセスするのに、 SQLを使わず、 表計算ソフトを操作する感覚でアクセスすることができる。

NASを利用することによって、達成できることはどれか。【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:NASはネットワーク経由で複数のサーバが共有ストレージを効率的に利用できる仕組みです。
  • 根拠:NASはファイルサーバとして機能し、専用ディスクを個別管理するよりも資源の有効活用が可能です。
  • 差がつくポイント:RAIDの自動復旧や断片化解消、SQL不要のアクセスはNASの機能ではなく、誤解しやすい点です。

正解の理由

は、NAS(Network Attached Storage)がネットワーク上で複数のサーバやクライアントから共有ストレージとして利用できることを示しています。これにより、各サーバが専用の磁気ディスクを持つ場合に比べて、ディスク資源を効率的に管理・利用できるため正解です。

よくある誤解

  • RAIDの自動復旧はNASの機能ではなく、ストレージ内部のRAIDコントローラの役割です。
  • ファイル断片化の解消はファイルシステムやOSの管理範囲であり、NAS固有の機能ではありません。

解法ステップ

  1. NASの基本機能を理解する(ネットワーク経由でファイル共有を行うストレージ)。
  2. 選択肢の内容がNASの特徴に合致しているか確認する。
  3. RAIDや断片化、SQLアクセスなどNAS以外の技術要素と混同していないか見極める。
  4. 最もNASの特徴を正しく表現している選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • イ:RAIDの自動復旧機能はNASの機能ではなく、RAIDコントローラの機能です。
  • ウ:断片化解消はOSやファイルシステムの役割であり、NAS固有の機能ではありません。
  • エ:SQL不要でデータベースにアクセスするのはデータベースのGUIツールやBIツールの話であり、NASとは無関係です。

補足コラム

NASはファイルレベルでの共有ストレージとして設計されており、主にSMB/CIFSやNFSプロトコルを使ってアクセスされます。一方、SAN(Storage Area Network)はブロックレベルのストレージ共有を提供し、用途や性能要件に応じて使い分けられます。

FAQ

Q: NASとSANの違いは何ですか?
A: NASはファイル単位でネットワーク経由の共有ストレージ、SANはブロック単位で高速なストレージ共有を提供します。
Q: NASはどのような環境で使われますか?
A: 複数のユーザやサーバがファイル共有を必要とするオフィスや中小規模のネットワーク環境で多く使われます。

関連キーワード: NAS, ファイルサーバ、共有ストレージ、RAID, ファイルシステム、NFS, SMB
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