応用情報技術者 2014年 秋期 午前2 問45
問題文
電子メールに用いられる S/MIMEの機能はどれか。
選択肢
ア:ウイルスの検出
イ:改ざんされた内容の復元
ウ:スパムメールのフィルタリング
エ:内容の暗号化とディジタル署名の付与(正解)
電子メールに用いられる S/MIMEの機能はどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:S/MIMEは電子メールの内容を暗号化し、ディジタル署名を付与することで安全性を確保します。
- 根拠:S/MIMEはメールの機密性と送信者の認証を目的とした標準技術であり、改ざん検知やスパム対策は別技術が担当します。
- 差がつくポイント:暗号化と署名の違いを理解し、S/MIMEの役割を正確に把握することが重要です。
正解の理由
選択肢エ「内容の暗号化とディジタル署名の付与」が正解です。S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)は、電子メールの内容を暗号化して第三者からの盗聴を防ぎ、さらにディジタル署名を付与して送信者の真正性と内容の改ざん検知を可能にします。これにより、メールの機密性と信頼性が保証されます。
よくある誤解
S/MIMEはウイルス検出やスパムフィルタリングの機能は持ちません。また、改ざんされた内容を復元するのではなく、改ざんの有無を検知するための署名技術です。
解法ステップ
- S/MIMEの目的を確認する(メールの安全性確保)。
- 選択肢の機能をS/MIMEの役割と照らし合わせる。
- ウイルス検出やスパムフィルタは別技術であることを認識する。
- 暗号化とディジタル署名の組み合わせがS/MIMEの特徴であると判断する。
- 正解は「内容の暗号化とディジタル署名の付与」であると決定する。
選択肢別の誤答解説
- ア: ウイルスの検出はアンチウイルスソフトの役割であり、S/MIMEの機能ではありません。
- イ: 改ざんされた内容の復元は不可能で、S/MIMEは改ざん検知のための署名を付与します。
- ウ: スパムメールのフィルタリングはメールサーバーや専用ソフトの機能であり、S/MIMEとは無関係です。
- エ: 内容の暗号化とディジタル署名の付与はS/MIMEの本質的な機能であり正解です。
補足コラム
S/MIMEは公開鍵暗号方式を利用し、送信者の秘密鍵で署名を行い、受信者は送信者の公開鍵で署名を検証します。これにより送信者の認証とメッセージの完全性が保証されます。また、メール本文は受信者の公開鍵で暗号化され、受信者のみが復号可能です。
FAQ
Q: S/MIMEはどのようにしてメールの改ざんを検知しますか?
A: 送信者が秘密鍵でディジタル署名を付与し、受信者が公開鍵で署名を検証することで改ざんの有無を判断します。
A: 送信者が秘密鍵でディジタル署名を付与し、受信者が公開鍵で署名を検証することで改ざんの有無を判断します。
Q: S/MIMEとPGPの違いは何ですか?
A: 両者ともメールの暗号化と署名を行いますが、S/MIMEはX.509証明書を利用し、PGPは独自の鍵管理方式を採用しています。
A: 両者ともメールの暗号化と署名を行いますが、S/MIMEはX.509証明書を利用し、PGPは独自の鍵管理方式を採用しています。
関連キーワード: S/MIME, 電子メール暗号化、ディジタル署名、公開鍵暗号、メールセキュリティ

\ せっかくなら /
応用情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

