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応用情報技術者 2014年 春期 午前207


問題文

プログラム言語におけるデータ型に関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

実数型は、有限長の2進数で表現され、数学での実数集合と一致する。
整数型は,2の補数表示を使用すると8ビットでは-128~127が扱える。(正解)
文字型は、英文字と数字の集合を定めたものである。
論理型は,AND, OR, NOTの三つの値をもつ。

プログラム言語におけるデータ型に関する記述【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:整数型の2の補数表現は8ビットで-128から127までの範囲を正確に表現できる。
  • 根拠:2の補数表現は符号付き整数の標準的な表現方法で、ビット数に応じた範囲が決まるため。
  • 差がつくポイント:実数型や論理型の誤解を避け、2の補数の範囲計算を正確に理解することが重要。

正解の理由

選択肢イは「整数型は2の補数表示を使用すると8ビットでは-128~127が扱える」と述べています。
2の補数表現では、ビットの整数はからまでの範囲を表現可能です。
8ビットの場合、からまでとなり、選択肢イの記述は正確です。

よくある誤解

実数型は数学の実数全体を表現できると誤解しがちですが、コンピュータでは有限のビット数で近似的に表現します。
論理型は真偽の2値のみであり、AND, OR, NOTは演算子であって値ではありません。

解法ステップ

  1. 各選択肢の内容を理解する。
  2. 実数型の表現範囲と数学的実数の違いを確認。
  3. 2の補数表現の範囲計算を行う。
  4. 文字型の定義を確認し、英数字だけではないことを認識。
  5. 論理型の値の種類と演算子の違いを整理。
  6. 正しい記述を選択肢から特定する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 実数型は有限長の2進数で表現されるが、数学の実数集合とは一致しない。丸め誤差や表現範囲の制限がある。
  • イ: 正解。8ビットの2の補数表現で-128~127を扱える。
  • ウ: 文字型は英文字や数字だけでなく、記号や制御文字なども含むため限定的な説明。
  • エ: 論理型は真(True)と偽(False)の2値のみであり、AND, OR, NOTは論理演算子で値ではない。

補足コラム

2の補数表現は符号付き整数の標準的な表現方法で、符号ビットを含めて計算が容易になる利点があります。
実数型はIEEE 754規格に基づく浮動小数点数で表現され、有限の精度と範囲制限があります。
論理型はプログラムの条件分岐や制御に不可欠な型で、真偽値のみを持ちます。

FAQ

Q: 2の補数表現とは何ですか?
A: 符号付き整数を表現する方法で、負の数をビット反転+1で表し、加減算が簡単に行えます。
Q: 実数型はなぜ数学の実数と一致しないのですか?
A: コンピュータは有限のビット数で実数を近似的に表現するため、無限の実数全体は表現できません。
Q: 論理型の値は何種類ありますか?
A: 論理型は真(True)と偽(False)の2種類の値を持ちます。

関連キーワード: 2の補数、整数型、実数型、論理型、データ型、浮動小数点、符号付き整数、プログラミング
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