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応用情報技術者 2015年 秋期 午前233


問題文

電子メールの内容の機密性を高めるために用いられるプロトコルはどれか。

選択肢

IMAP4
POP3
SMTP
S/MIME(正解)

電子メールの内容の機密性を高めるために用いられるプロトコル【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:電子メールの内容の機密性を高めるには、エ: S/MIMEが適切です。
  • 根拠:S/MIMEはメールの暗号化と電子署名を提供し、内容の秘匿性と改ざん検知を可能にします。
  • 差がつくポイント:IMAP4やPOP3はメールの受信管理、SMTPは送信に関するプロトコルであり、暗号化機能は標準で備えていません。

正解の理由

S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)は、電子メールの内容を暗号化し、送信者の認証や改ざん検知を行うための標準規格です。これにより、メールの内容が第三者に読まれたり改ざんされたりするリスクを大幅に減らせます。対して、IMAP4やPOP3はメールの受信に使われるプロトコルであり、SMTPはメール送信のためのプロトコルですが、これらは暗号化や機密性の確保を目的としていません。

よくある誤解

IMAP4やPOP3はメールの受信に関わるため、機密性を高める役割があると誤解されがちですが、これらは単にメールの管理や取得を行うプロトコルです。SMTPも送信に関するプロトコルであり、暗号化機能は標準ではありません。

解法ステップ

  1. 問題文の「電子メールの内容の機密性を高める」点に注目する。
  2. 各選択肢の役割を整理する(IMAP4・POP3は受信、SMTPは送信)。
  3. 暗号化や電子署名を提供するプロトコルを選ぶ。
  4. S/MIMEがメールの暗号化と署名を行う標準規格であることを確認。
  5. よって、エ: S/MIMEが正解と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: IMAP4
    メールサーバー上のメールを管理・閲覧するためのプロトコルで、機密性を高める機能はありません。
  • イ: POP3
    メールをサーバーからダウンロードするためのプロトコルで、暗号化機能は標準で備えていません。
  • ウ: SMTP
    メール送信のためのプロトコルですが、標準では暗号化や署名機能はなく、機密性向上には直接関係しません。
  • エ: S/MIME
    メールの暗号化と電子署名を提供し、内容の機密性と送信者認証を実現するため正解です。

補足コラム

S/MIMEは公開鍵暗号方式を利用し、送信者がメールを暗号化する際に受信者の公開鍵を使い、受信者は自分の秘密鍵で復号します。また、電子署名により送信者の真正性とメールの改ざん検知も可能です。近年はTLSによる通信路の暗号化も普及していますが、S/MIMEはメール本文自体の保護に特化しています。

FAQ

Q: IMAP4やPOP3でメールの暗号化はできませんか?
A: これらはメールの受信管理プロトコルであり、暗号化機能は標準で備えていません。暗号化はS/MIMEなど別の技術で行います。
Q: SMTPでメールの内容を暗号化できますか?
A: SMTP自体には暗号化機能はありませんが、SMTP over TLS(STARTTLS)で通信路の暗号化は可能です。ただしメール本文の暗号化はS/MIMEなどが必要です。

関連キーワード: 電子メール、機密性、暗号化、S/MIME, IMAP4, POP3, SMTP, 電子署名
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