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応用情報技術者 2015年 秋期 午前246


問題文

DFD におけるデータストアの性質として、適切なものはどれか。

選択肢

最終的には、開発されたシステムの物理ファイルとなる。
データストア自体が、データを作成したり変更したりすることがある。
データストアに入ったデータが出て行くときは、データフロー以外のものを通ることがある。
他のデータストアと直接にデータフローで結ばれることはなく、処理が介在する。(正解)

DFD におけるデータストアの性質【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:データストアは他のデータストアと直接データフローで結ばれず、必ず処理を介在させる必要があります。
  • 根拠:DFD(データフロー図)はデータの流れと処理を明確に表現し、データストア間の直接的なデータ交換は認められていません。
  • 差がつくポイント:データストアの役割を「単なるデータの保管場所」と理解し、処理を介さずに直接つながると誤解しないことが重要です。

正解の理由

選択肢エは「他のデータストアと直接にデータフローで結ばれることはなく、処理が介在する」と述べています。DFDの基本ルールでは、データストア同士が直接データをやり取りすることはなく、必ずプロセス(処理)が間に入ってデータの受け渡しを行います。これにより、データの流れと処理の関係が明確になり、システムの動作を正確に表現できます。したがって、エが正解です。

よくある誤解

データストアが自らデータを作成・変更すると思い込む誤解がありますが、データの生成や変更は必ず処理(プロセス)が行います。
また、データストア同士が直接データをやり取りできると誤解しやすいですが、DFDでは必ず処理を介します。

解法ステップ

  1. DFDの基本構成要素(プロセス、データフロー、データストア、外部エンティティ)を確認する。
  2. データストアの役割は「データの保管」であり、データの生成・変更はプロセスが担当することを理解する。
  3. データストア同士が直接データフローで結ばれるかどうかを考える。
  4. ルールに従い、処理を介さずにデータストア同士が直接つながる選択肢を除外する。
  5. 残った選択肢の中で正しいものを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 「最終的には物理ファイルとなる」は必ずしも正しくありません。DFDは論理的なモデルであり、物理ファイルの有無は設計段階によります。
  • イ: 「データストア自体がデータを作成・変更する」は誤りです。データの生成・変更はプロセスが行います。
  • ウ: 「データストアに入ったデータが出て行くときにデータフロー以外のものを通ることがある」はDFDのルールに反します。データの流れは必ずデータフローで表現されます。
  • エ: 他のデータストアと直接にデータフローで結ばれず、処理が介在するため正しい。

補足コラム

DFDはシステムの機能やデータの流れを視覚的に表現するためのツールで、システム分析や設計の初期段階で用いられます。データストアは「データの保管場所」として機能し、データの生成や変更は必ずプロセスが担当します。これにより、システムの動作を明確にし、誤解を防ぎます。

FAQ

Q: データストアはデータを変更できますか?
A: いいえ、データの変更は必ずプロセスが行い、データストアは単にデータを保管します。
Q: データストア同士が直接データをやり取りしてもよいですか?
A: いいえ、DFDのルールでは必ず処理を介してデータのやり取りを行います。

関連キーワード: DFD, データストア、データフロー、システム設計、プロセス
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