応用情報技術者 2015年 春期 午前2 問75
問題文
横軸にロットの不良率、縦軸にロットの合格率をとり、抜取検査でのロットの品質とその合格率との関係を表したものはどれか。
選択肢
ア:OC曲線(正解)
イ:バスタブ曲線
ウ:ポアソン分布
エ:ワイブル分布
抜取検査におけるロットの品質と合格率の関係図【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:抜取検査でロットの不良率と合格率の関係を示すのは「OC曲線」である。
- 根拠:OC曲線(Operating Characteristic Curve)は検査の合格率を不良率の関数として表し、検査の性能評価に用いられる。
- 差がつくポイント:バスタブ曲線は故障率の時間変化、ポアソン分布やワイブル分布は確率分布であり、品質検査の合格率を示すグラフではない点を理解すること。
正解の理由
ア: OC曲線は、抜取検査においてロットの不良率を横軸に、ロットが合格する確率(合格率)を縦軸にとったグラフです。これにより、検査計画の性能やリスクを視覚的に評価でき、不良率が高いロットがどの程度の確率で合格してしまうかを示します。したがって、問題文の条件に最も適合します。
よくある誤解
バスタブ曲線は故障率の時間的変化を示すものであり、抜取検査の合格率とは無関係です。ポアソン分布やワイブル分布は確率分布であり、合格率のグラフではありません。
解法ステップ
- 問題文の「横軸にロットの不良率、縦軸に合格率」との条件を確認する。
- 各選択肢の意味を整理する。
- OC曲線は抜取検査の合格率を不良率の関数として示すグラフであることを思い出す。
- 他の選択肢は品質検査の合格率を示すグラフではないため除外する。
- よって、正解はアのOC曲線と判断する。
選択肢別の誤答解説
- イ: バスタブ曲線
故障率の時間変化を示す曲線であり、抜取検査の合格率とは無関係です。 - ウ: ポアソン分布
イベントの発生回数の確率分布であり、合格率のグラフではありません。 - エ: ワイブル分布
故障時間の分布モデルであり、抜取検査の合格率を示すものではありません。
補足コラム
OC曲線は品質管理における重要なツールで、検査計画のリスク(生産者リスク・消費者リスク)を評価する際に用いられます。例えば、ロットの不良率が一定値のときに合格率がどの程度かを知ることで、検査の厳しさや信頼性を判断できます。
FAQ
Q: OC曲線はどのように作成されますか?
A: 抜取検査のサンプルサイズや許容不良数を設定し、ロットの不良率ごとに合格率を計算してプロットします。
A: 抜取検査のサンプルサイズや許容不良数を設定し、ロットの不良率ごとに合格率を計算してプロットします。
Q: バスタブ曲線はどの分野で使われますか?
A: 主に信頼性工学で、製品の故障率が時間とともにどのように変化するかを示すために使われます。
A: 主に信頼性工学で、製品の故障率が時間とともにどのように変化するかを示すために使われます。
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