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応用情報技術者 2016年 秋期 午前246


問題文

UMLのユースケース図の説明はどれか。

選択肢

外部からのトリガに応じて、 オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現する。
クラスと関連から構成され、 システムの静的な構造を表現する。
システムとアクタの相互作用を表現する。(正解)
データの流れに注目してシステムの機能を表現する。

UMLのユースケース図の説明【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:ユースケース図はシステムと外部アクタの相互作用を表現し、機能の全体像を把握するために用います。
  • 根拠:ユースケース図はシステムの振る舞いを外部視点で示し、誰が何をするかを明確にするための図です。
  • 差がつくポイント:状態遷移図やクラス図、データフロー図との違いを理解し、ユースケース図の役割を正確に区別できることが重要です。

正解の理由

選択肢ウ「システムとアクタの相互作用を表現する。」が正解です。
ユースケース図は、システムの利用者(アクタ)とシステムがどのようにやり取りするかを視覚的に示し、システムの機能要求を整理するための図です。これにより、システムが提供すべきサービスや機能の範囲を明確にできます。

よくある誤解

ユースケース図はシステム内部の詳細な動作や構造を示すものではなく、あくまで外部とのやり取りに焦点を当てています。状態遷移やデータの流れを表す図と混同しやすい点に注意が必要です。

解法ステップ

  1. UMLの各図の目的を確認する。
  2. ユースケース図は「誰が(アクタ)」「何をするか(ユースケース)」を示す図であることを理解する。
  3. 選択肢の説明がユースケース図の特徴に合致しているかを検証する。
  4. 状態遷移図(ア)、クラス図(イ)、データフロー図(エ)との違いを明確にする。
  5. 最も適切な説明を選択肢から選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 状態遷移図の説明であり、ユースケース図とは異なります。
  • イ: クラス図の説明で、システムの静的構造を表現します。
  • ウ: 正解。システムとアクタの相互作用を表現するユースケース図の説明です。
  • エ: データフロー図の説明で、システム内のデータの流れに注目しています。

補足コラム

ユースケース図はシステム開発の初期段階で用いられ、要求分析や仕様定義に役立ちます。アクタは人間だけでなく他のシステムも含み、ユースケースはシステムが提供する機能単位を表します。これにより、関係者間で共通理解を図りやすくなります。

FAQ

Q: ユースケース図とクラス図の違いは何ですか?
A: ユースケース図はシステムの機能と利用者の関係を示し、クラス図はシステムの静的な構造や属性、操作を表します。
Q: アクタとは何ですか?
A: アクタはシステム外部の利用者や他システムで、システムと相互作用する主体を指します。

関連キーワード: UML, ユースケース図、状態遷移図、クラス図、データフロー図、システム設計、要求分析
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