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応用情報技術者 2016年 春期 午前209


問題文

並列処理方式であるSIMDの説明として、適切なものはどれか。

選択肢

単一命令ストリームで単一データストリームを処理する方式
単一命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式(正解)
複数の命令ストリームで単一データストリームを処理する方式
複数の命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式

SIMDの説明 +【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:SIMDは「単一命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式」です。
  • 根拠:SIMDは同じ命令を複数のデータに同時適用し、データ並列処理を実現します。
  • 差がつくポイント:命令ストリームの数とデータストリームの数の違いを正確に理解することが重要です。

正解の理由

SIMD(Single Instruction, Multiple Data)は、単一の命令を複数のデータに同時に適用する並列処理方式です。これにより、同じ処理を大量のデータに効率よく行えます。選択肢イは「単一命令ストリームで複数のデータストリームを処理する方式」とあり、SIMDの定義に完全に合致します。

よくある誤解

SIMDは単一命令ストリームで単一データを処理する方式(SISD)と混同されやすいです。また、複数命令ストリームを扱うMIMDと混同することも多いです。

解法ステップ

  1. SIMDの略称を確認し、「Single Instruction, Multiple Data」の意味を理解する。
  2. 命令ストリームの数とデータストリームの数の組み合わせを整理する。
  3. 選択肢の説明と照らし合わせて、命令ストリームが単一か複数か、データストリームが単一か複数かを判別する。
  4. SIMDの定義に合致する選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 「単一命令ストリームで単一データストリーム」はSISDの説明であり、SIMDではありません。
  • イ: 「単一命令ストリームで複数のデータストリーム」はSIMDの正しい説明です。
  • ウ: 「複数の命令ストリームで単一データストリーム」はMISD(Multiple Instruction, Single Data)であり、一般的にはほとんど使われません。
  • エ: 「複数の命令ストリームで複数のデータストリーム」はMIMD(Multiple Instruction, Multiple Data)で、マルチプロセッサなどに該当します。

補足コラム

SIMDは画像処理や科学技術計算など、大量の同種データに同じ処理を繰り返す用途で効果を発揮します。CPUのベクトル命令セット(例:SSE、AVX)やGPUの並列処理もSIMDの一種です。

FAQ

Q: SIMDとMIMDの違いは何ですか?
A: SIMDは単一命令を複数データに同時適用する方式、MIMDは複数命令を複数データに適用する方式です。
Q: SIMDはどんな場面で使われますか?
A: 画像処理や音声処理、科学計算など、同じ処理を大量のデータに繰り返す場面で使われます。

関連キーワード: SIMD, 並列処理、命令ストリーム、データストリーム、SISD, MIMD, MISD, ベクトル処理、CPU命令セット、AVX, SSE
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