応用情報技術者 2017年 秋期 午前2 問10
問題文
IoTでの活用が検討されている LPWA (Low Power, Wide Area)の特徴として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:2線だけで接続されるシリアル有線通信であり、 同じ基板上の回路及び LSIの間の通信に適している。
イ:60GHz帯を使う近距離無線通信であり、 4K 8Kの映像などの大容量のデータを高速伝送することに適している。
ウ:電力線を通信に使う通信技術であり、 スマートメータの自動検針などに適している。
エ:バッテリ消費量が少なく、 一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり、複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。(正解)
IoTでの活用が検討されている LPWA (Low Power, Wide Area)の特徴 +【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:LPWAは低消費電力で広範囲をカバーし、多数のセンサ接続に適した無線通信技術です。
- 根拠:LPWAはIoT向けに設計され、バッテリ寿命を延ばしつつ広域通信を可能にするため、基地局1つで広範囲をカバーします。
- 差がつくポイント:LPWAは高速大容量通信や有線通信とは異なり、低速・低消費電力・広域通信を特徴とする点を押さえることが重要です。
正解の理由
選択肢エはLPWAの本質を正確に表しています。LPWAは「Low Power, Wide Area」の名の通り、バッテリ消費を抑えつつ広範囲をカバーできる無線通信技術であり、多数のセンサが同時に接続されるIoTネットワークに最適です。これにより、スマートシティや農業、環境モニタリングなどでの利用が進んでいます。
よくある誤解
LPWAは高速大容量通信が可能と思われがちですが、実際は低速で省電力を重視した通信技術です。
また、有線通信や電力線通信と混同されることもありますが、LPWAは無線通信技術の一種です。
また、有線通信や電力線通信と混同されることもありますが、LPWAは無線通信技術の一種です。
解法ステップ
- LPWAの名称「Low Power, Wide Area」の意味を理解する(低消費電力・広域通信)。
- IoTで求められる通信の特徴(省電力・広範囲・多数接続)を確認する。
- 各選択肢の通信技術の特徴を整理し、LPWAの特徴と照合する。
- 高速大容量通信や有線通信はLPWAの特徴と異なるため除外する。
- 最もLPWAの特徴に合致する選択肢エを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:2線のシリアル有線通信はLPWAではなく、基板内通信など限定的な用途向けで広域通信には不適。
- イ:60GHz帯の近距離無線は高速大容量通信向けで、LPWAの低速・広域通信とは異なる。
- ウ:電力線通信は有線の一種であり、LPWAの無線通信技術とは異なる。
- エ:LPWAの特徴を正しく表しており、IoTでの活用に適している。
補足コラム
LPWAには代表的な規格としてLoRaWANやNB-IoTがあります。これらは数kmから数十kmの通信距離を持ち、数年単位のバッテリ寿命を実現しています。IoTの普及に伴い、LPWAはスマートメータリングや環境センサ、資産管理など幅広い分野で注目されています。
FAQ
Q: LPWAは高速通信に向いていますか?
A: いいえ。LPWAは低速通信を前提に省電力と広域通信を実現しており、高速大容量通信には向いていません。
A: いいえ。LPWAは低速通信を前提に省電力と広域通信を実現しており、高速大容量通信には向いていません。
Q: LPWAとWi-Fiの違いは何ですか?
A: Wi-Fiは高速通信が可能ですが消費電力が高く、通信範囲も狭いです。LPWAは低速ながら広範囲をカバーし、長時間のバッテリ駆動が可能です。
A: Wi-Fiは高速通信が可能ですが消費電力が高く、通信範囲も狭いです。LPWAは低速ながら広範囲をカバーし、長時間のバッテリ駆動が可能です。
関連キーワード: LPWA, IoT通信、低消費電力、広域通信、LoRaWAN, NB-IoT

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