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応用情報技術者 2021年 春期 午前230


問題文

コストベースのオプティマイザが SQLの実行計画を作成する際に必要なものはどれか。

選択肢

ディメンジョンテーブル
統計情報(正解)
待ちグラフ
ログファイル

コストベースのオプティマイザが SQLの実行計画を作成する際に必要なもの【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:コストベースのオプティマイザはSQL実行計画作成に統計情報を必要とします。
  • 根拠:統計情報はテーブルの行数やデータ分布などを示し、最適なアクセス経路を判断する材料となるためです。
  • 差がつくポイント:統計情報の有無や精度が実行計画の効率性に直結し、パフォーマンスに大きな影響を与えます。

正解の理由

コストベースのオプティマイザは、SQL文の実行計画を作成する際に、テーブルの行数やインデックスの有無、データの分布などの統計情報を利用して、各アクセス方法のコスト(処理時間やI/O量)を計算します。これにより、最も効率的な実行計画を選択できるため、正解はイ: 統計情報です。

よくある誤解

統計情報は単なるログや待ちグラフとは異なり、実行計画のコスト計算に直接使われるため、ログファイルや待ちグラフではありません。

解法ステップ

  1. コストベースオプティマイザの役割を理解する(最適な実行計画の選択)。
  2. 実行計画作成に必要な情報を考える(テーブルの状態やデータ特性)。
  3. 統計情報がテーブルの行数やデータ分布を示すことを確認。
  4. 他の選択肢(ディメンジョンテーブル、待ちグラフ、ログファイル)が実行計画作成に直接関係しないことを判断。
  5. 統計情報を選択肢として選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: ディメンジョンテーブル
    ディメンジョンテーブルはデータウェアハウスの概念であり、実行計画作成に直接関係しません。
  • イ: 統計情報
    正解。実行計画のコスト計算に必要なデータ特性を示します。
  • ウ: 待ちグラフ
    待ちグラフはデッドロック検出などに使われ、実行計画作成には不要です。
  • エ: ログファイル
    ログファイルは実行履歴の記録であり、実行計画の生成には使われません。

補足コラム

コストベースオプティマイザは、統計情報をもとに複数の実行計画候補のコストを計算し、最も低コストの計画を選択します。統計情報が古いと誤った計画を選ぶことがあるため、定期的な統計情報の更新が重要です。

FAQ

Q: 統計情報はどのように収集されますか?
A: データベース管理システムがANALYZEコマンドなどを使い、テーブルの行数やカラムの分布を収集します。
Q: 統計情報がないとどうなりますか?
A: オプティマイザは推定が困難になり、非効率な実行計画を選択する可能性が高まります。

関連キーワード: コストベースオプティマイザ、SQL実行計画、統計情報、データベース最適化、実行計画コスト
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