応用情報技術者 2022年 春期 午前2 問10
問題文
キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する記述として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のセットが固定されている。
イ:キャッシュメモリの各ブロックに主記憶のブロックが固定されている。
ウ:主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられる。
エ:任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる。(正解)
キャッシュメモリのフルアソシエイティブ方式に関する問題【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:フルアソシエイティブ方式はキャッシュの任意のブロックに主記憶の任意のブロックを割り当て可能です。
- 根拠:この方式はキャッシュの柔軟性が高く、どの主記憶ブロックもどのキャッシュブロックにも格納できるため、ヒット率向上に寄与します。
- 差がつくポイント:セットアソシエイティブやダイレクトマップ方式との違いを理解し、割り当ての自由度の高さを押さえることが重要です。
正解の理由
選択肢エは「任意のキャッシュメモリのブロックを主記憶のどの部分にも割り当てられる」と述べており、これはフルアソシエイティブ方式の特徴そのものです。フルアソシエイティブ方式では、キャッシュ内のどのブロックにも主記憶の任意のブロックを格納できるため、キャッシュの利用効率が最大化されます。
よくある誤解
フルアソシエイティブ方式は「固定されたセットやブロックにしか割り当てられない」と誤解されがちですが、実際は最も自由度が高い方式です。
解法ステップ
- キャッシュメモリの基本的な割り当て方式(ダイレクトマップ、セットアソシエイティブ、フルアソシエイティブ)を理解する。
- 各方式の割り当てルールを整理する。
- 問題文の選択肢と照らし合わせ、割り当ての自由度が最も高いものを選ぶ。
- フルアソシエイティブ方式は「任意のキャッシュブロックに任意の主記憶ブロックを割り当て可能」であることを確認する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 「主記憶のセットが固定されている」はセットアソシエイティブ方式の説明であり誤り。
- イ: 「キャッシュの各ブロックに主記憶のブロックが固定されている」はダイレクトマップ方式の特徴。
- ウ: 「主記憶の特定の1ブロックに専用のキャッシュメモリが割り当てられる」は誤った表現で、キャッシュは主記憶に対して柔軟に割り当てられる。
- エ: 任意のキャッシュブロックに主記憶のどの部分も割り当て可能で、フルアソシエイティブ方式の正しい説明。
補足コラム
フルアソシエイティブ方式はヒット率が高い反面、キャッシュ内の全ブロックを検索するためハードウェアコストが高く、実装が複雑です。そのため、実際のシステムではセットアソシエイティブ方式がよく使われます。
FAQ
Q: フルアソシエイティブ方式のメリットは何ですか?
A: 任意のキャッシュブロックに任意の主記憶ブロックを割り当てられるため、キャッシュヒット率が高くなります。
A: 任意のキャッシュブロックに任意の主記憶ブロックを割り当てられるため、キャッシュヒット率が高くなります。
Q: なぜフルアソシエイティブ方式は実装が難しいのですか?
A: 全キャッシュブロックを同時に比較する必要があり、検索回路が複雑で高コストになるためです。
A: 全キャッシュブロックを同時に比較する必要があり、検索回路が複雑で高コストになるためです。
関連キーワード: キャッシュメモリ、フルアソシエイティブ方式、セットアソシエイティブ方式、ダイレクトマップ方式、キャッシュヒット率

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