応用情報技術者 2022年 春期 午前2 問28
問題文
第1,第2,第3正規形とリレーションの特徴 a, b, cの組合せのうち、適切なものはどれか。
a:どの非キー属性も、主キーの真部分集合に対して関数従属しない。
b:どの非キー属性も、主キーに推移的に関数従属しない。
c:繰返し属性が存在しない。

選択肢
ア:
イ:
ウ:(正解)
エ:
第1,第2,第3正規形とリレーションの特徴【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:第1正規形は繰返し属性の排除、第2正規形は非キー属性の主キー真部分集合への関数従属排除、第3正規形は非キー属性の主キーへの推移的関数従属排除が特徴です。
- 根拠:正規形はリレーショナルデータベースの設計でデータの冗長性や異常を防ぐために定義されており、それぞれの正規形が満たすべき条件が異なります。
- 差がつくポイント:各正規形の定義を正確に理解し、a,b,cの説明がどの正規形に対応するかを見極めることが重要です。
正解の理由
- 第1正規形は「繰返し属性が存在しない」ことを意味し、これは選択肢cに該当します。
- 第2正規形は「どの非キー属性も主キーの真部分集合に関数従属しない」ことを示し、aが該当します。
- 第3正規形は「どの非キー属性も主キーに推移的に関数従属しない」ことを示し、bが該当します。
- よって、第1正規形→c、第2正規形→a、第3正規形→bの組み合わせであるウが正解です。
よくある誤解
- 第1正規形は単に「主キーが存在する」だけと誤解されがちですが、繰返し属性の排除が本質です。
- 第2正規形と第3正規形の違いを混同し、推移的関数従属と部分関数従属を取り違えることがあります。
解法ステップ
- 第1正規形の定義を確認し、繰返し属性の有無を判断する。
- 第2正規形の定義を確認し、非キー属性の主キー真部分集合への関数従属を検証する。
- 第3正規形の定義を確認し、非キー属性の主キーへの推移的関数従属を検証する。
- a,b,cの説明と正規形の定義を照合し、正しい組み合わせを選択肢から選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:第1正規形にa(部分関数従属の排除)を当てはめているが誤り。
- イ:第2正規形にc(繰返し属性の排除)を当てているが誤り。
- ウ:正しい組み合わせで、第1正規形→c、第2正規形→a、第3正規形→b。
- エ:第1正規形にcは正しいが、第3正規形にaを当てているため誤り。
補足コラム
正規化はデータベース設計の基本であり、正規形を順に満たすことでデータの整合性を保ち、更新異常を防ぎます。第1正規形はリレーションの基本形、第2正規形は部分関数従属の排除、第3正規形は推移的関数従属の排除により冗長性を減らします。さらに高次の正規形も存在しますが、基本はここまでの理解が重要です。
FAQ
Q: 第1正規形で繰返し属性とは何ですか?
A: 同じ属性が複数の値を持つことができる状態で、リレーションの列に複数値が存在することを指します。
A: 同じ属性が複数の値を持つことができる状態で、リレーションの列に複数値が存在することを指します。
Q: 第2正規形はなぜ部分関数従属を排除するのですか?
A: 部分関数従属があるとデータの冗長性が増し、更新時に異常が発生しやすくなるためです。
A: 部分関数従属があるとデータの冗長性が増し、更新時に異常が発生しやすくなるためです。
Q: 第3正規形の推移的関数従属とは何ですか?
A: 非キー属性が他の非キー属性を介して主キーに依存する関係で、これを排除することでデータの整合性を高めます。
A: 非キー属性が他の非キー属性を介して主キーに依存する関係で、これを排除することでデータの整合性を高めます。
関連キーワード: 正規化、第1正規形、第2正規形、第3正規形、関数従属、データベース設計、冗長性排除

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