戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン

応用情報技術者 2023年 秋期 午前231


問題文

100Mビット/秒のLAN を使用し、1件のレコード長が1,000バイトの電文を1,000件連続して伝送するとき、伝送時間は何秒か。ここで、LANの伝送効率は50%とする。

選択肢

0.02
0.08
0.16(正解)
1.6

🔒 解説は解答すると表示されます

伝送時間の計算【午前2解説】

正解の理由

レコード1件あたり1,000バイト(= ビット)を1,000件送るので、送信すべき総ビット数は ビットです。LANの名目速度は100 Mbit/秒( bit/s)ですが、伝送効率が50%なので実効スループットは bit/s です。したがって伝送時間は となり、選択肢の中では が正しいです。

解法ステップ

  1. 単位を統一する:バイトをビットに換算する()。
  2. 総ビット数を求める:1レコードのビット数 × レコード数。
  3. 実効スループットを求める:名目速度 × 伝送効率。
  4. 時間を計算する:総ビット数 ÷ 実効スループット。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 0.02
    原因はバイト→ビットの変換忘れです。総データを と「ビット」として扱い、 と計算してしまった結果です。本来は1,000,000バイト=8,000,000ビットとする必要があります。
  • イ: 0.08
    これは伝送効率(50%)を考慮していない場合の値に一致します。 となり、効率を掛ける(実効スループットを半分にする)処理を抜かした誤りです。
  • エ: 1.6
    値が正答の10倍になっている点に注目します。典型的には伝送効率を50%ではなく5%と誤認した、あるいは名目速度を10分の1(例:100 Mbit を 10 Mbit と誤解)で計算したなど、小数点の桁ずれ・割合の読み違いが原因と考えられます。いずれにせよ実効スループットを10分の1にしてしまった誤りです。

よくある誤解

  • バイトとビットの混同:問題文の「バイト」をそのまま数値扱いして「ビット」と見なすミスが多い(×8の変換忘れ)。
  • 伝送効率の扱い忘れ:名目速度をそのまま使って計算してしまい、効率(%)を考慮しない。
  • 単位の桁数ミス:100Mを100,000,000と扱うべきところを10,000,000や50,000,000を誤って用いるなどのケアレスミス。

補足コラム

短時間の伝送計算は単位変換と効率処理の二点セットで決まります。試験では「バイト⇄ビット」「%(効率)を掛ける」この2つをチェックリスト化して、式を書く前に確認する習慣をつけるとミスが減ります。また、ネットワーク問題ではパケットヘッダ等のオーバーヘッドを考慮する場合もありますが、本問では与えられた「伝送効率50%」が既に実効的な損失を表しているので、追加のオーバーヘッドは不要です。

FAQ

Q. 「100M」は100,000,000なのか、1,000,000なのか?
A. 通常のネットワーク表記で100Mbit/sは bit/s として扱います。問題文に特別な定義がない限りこれを用います。
Q. 伝送効率はどの段階で考慮する?
A. 実効スループットを求める段階で名目帯域に効率を掛けます(本問では )。
Q. レコード長とパケット化は別に考えるべきか?
A. 問題でパケットオーバーヘッドが与えられていない場合は、与えられたデータ長だけで計算します。オーバーヘッド情報がある場合は総ビット数に含めて計算します。

関連キーワード: 伝送時間、ビットとバイト、スループット、伝送効率、単位変換
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

応用情報技術者
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について