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応用情報技術者 2023年 秋期 午前249


問題文

アジャイルソフトウェア開発宣言では、“あることがらに価値があることを認めながらも別のことがらにより価値をおく” としている。“別のことがら”に該当するものの組みはどれか。

選択肢

個人と対話、 動くソフトウェア、 顧客との協調、 変化への対応(正解)
個人と対話、 包括的なドキュメント、 顧客との協調、 計画に従うこと
プロセスやツール、 動くソフトウェア、 契約交渉、 変化への対応
プロセスやツール、 包括的なドキュメント、 契約交渉、 計画に従うこと

アジャイルソフトウェア開発宣言の価値観の対比【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:アジャイル宣言は「個人と対話」「動くソフトウェア」「顧客との協調」「変化への対応」を重視し、それらに価値を置くことを明示しています。
  • 根拠:宣言文では「~より価値を置く」として、従来の「プロセスやツール」「包括的なドキュメント」「契約交渉」「計画に従うこと」との対比を示しています。
  • 差がつくポイント:単にアジャイルのキーワードを覚えるだけでなく、対比される「別のことがら」を正確に理解し、どちらに価値を置くかを問われる問題である点です。

正解の理由

選択肢アは、アジャイル宣言で価値を置く4つの要素「個人と対話」「動くソフトウェア」「顧客との協調」「変化への対応」を正しく挙げています。これらはそれぞれ、従来の重視されてきた「プロセスやツール」「包括的なドキュメント」「契約交渉」「計画に従うこと」と対比されており、アジャイルの本質を表しています。

よくある誤解

アジャイル宣言の4つの価値は「~より価値がある」としており、従来の要素を完全に否定するものではありません。誤って「従来の要素を全否定」と理解しがちです。

解法ステップ

  1. アジャイル宣言の4つの価値のペアを覚える。
  2. 「~より価値を置く」側の4つの要素を選択肢から探す。
  3. 対比される「別のことがら」が何かを確認する。
  4. 選択肢の組み合わせが正しいかを検証する。
  5. 最も宣言文に忠実な組み合わせを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • イ:包括的なドキュメントや計画に従うことはアジャイルが価値を置く側ではなく、従来の重視されてきた側です。
  • ウ:プロセスやツール、契約交渉はアジャイルが価値を置く側ではなく、対比される側です。
  • エ:プロセスやツール、包括的なドキュメント、契約交渉、計画に従うことはすべて従来の重視されてきた側であり、アジャイルの価値観とは逆です。

補足コラム

アジャイルソフトウェア開発宣言は2001年に発表され、ソフトウェア開発の価値観を根本的に見直しました。特に「動くソフトウェア」を重視することで、ドキュメントよりも実際の成果物に焦点を当てる文化を促進しています。

FAQ

Q: アジャイル宣言は従来のプロセスを否定していますか?
A: いいえ、否定ではなく「より価値を置く」ことを示しており、従来の要素も状況に応じて重要です。
Q: 「変化への対応」がなぜ重要なのですか?
A: ソフトウェア開発は要件変更が頻繁に起こるため、計画に固執せず柔軟に対応することが成功の鍵となります。

関連キーワード: アジャイル開発、ソフトウェア開発、ソフトウェア開発宣言、価値観、動くソフトウェア、顧客協調、変化対応
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