応用情報技術者 2023年 春期 午前2 問21
問題文
NAND素子を用いた次の組合せ回路の出力Zを表す式はどれか。ここで、論理式中“・”は論理積、“+”は論理和、“”はXの否定を表す。

選択肢
ア:
イ:(正解)
ウ:
エ:
NAND素子を用いた組合せ回路の出力Zを表す式【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:この回路の出力Zは論理和 を表します。
- 根拠:NANDゲートの特性と回路の構成から、NANDの多段接続がOR回路を実現しているためです。
- 差がつくポイント:NAND回路の否定の重ね方を理解し、デ・モルガンの法則を適用できるかが鍵です。
正解の理由
この回路は3つのNANDゲートで構成されており、入力XとYがそれぞれ2入力NANDゲートに接続されています。
各NANDゲートは入力を否定した論理積の否定を出力します。
上段と下段のNANDゲートはそれぞれ と と同等の動作をします。
最後のNANDゲートはこれらの出力を入力とし、 を出力します。
デ・モルガンの法則より、 となり、選択肢イが正解です。
各NANDゲートは入力を否定した論理積の否定を出力します。
上段と下段のNANDゲートはそれぞれ と と同等の動作をします。
最後のNANDゲートはこれらの出力を入力とし、 を出力します。
デ・モルガンの法則より、 となり、選択肢イが正解です。
よくある誤解
NANDゲートは否定のANDと覚えてしまい、単純にANDやNANDのまま考えてしまうことが多いです。
また、否定の重ね合わせでORができることを知らず、やと混同しやすいです。
また、否定の重ね合わせでORができることを知らず、やと混同しやすいです。
解法ステップ
- 入力XとYがそれぞれ2入力NANDゲートの両方の入力に接続されていることを確認する。
- それぞれのNANDゲートの出力は 、 となる。
- 最後のNANDゲートの入力は と であることを把握する。
- 出力は であり、デ・モルガンの法則を用いて に変換する。
- 選択肢の中から に該当するものを選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:
NANDゲートの否定を考慮していないため誤り。単純なANDではない。 - イ:
正解。NANDゲートの多段接続でOR回路を実現している。 - ウ:
これは単一のNANDゲートの出力であり、回路全体の出力ではない。 - エ:
NORゲートの出力に相当し、この回路構成とは異なる。
補足コラム
NANDゲートは「万能ゲート」と呼ばれ、AND、OR、NOTなどあらゆる論理回路をNANDゲートだけで構成可能です。
今回の回路はNANDゲートを使ってOR回路を実現する典型例であり、デ・モルガンの法則の理解が重要です。
この知識はデジタル回路設計や論理回路の最適化に役立ちます。
今回の回路はNANDゲートを使ってOR回路を実現する典型例であり、デ・モルガンの法則の理解が重要です。
この知識はデジタル回路設計や論理回路の最適化に役立ちます。
FAQ
Q: なぜNANDゲートだけでOR回路が作れるのですか?
A: NANDゲートの出力はANDの否定であり、否定の重ね合わせによりデ・モルガンの法則を使ってOR回路を構成できるためです。
A: NANDゲートの出力はANDの否定であり、否定の重ね合わせによりデ・モルガンの法則を使ってOR回路を構成できるためです。
Q: デ・モルガンの法則とは何ですか?
A: 論理積と論理和の否定を入れ替える法則で、、 です。
A: 論理積と論理和の否定を入れ替える法則で、、 です。
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