応用情報技術者 2024年 秋期 午前2 問07
問題文
次の特徴をもつプログラム言語及び実行環境であって、オープンソースソフトウェアとして提供されているものはどれか。
〔特徴〕
・統計解析や機械学習に適している。
・データ分析、グラフ描画などの、多数のソフトウェアパッケージが提供されている。
・変数自体には型がなく、変数に代入されるオブジェクトの型は実行時に決まる。
選択肢
ア:Go
イ:Kotlin
ウ:R(正解)
エ:Scala
統計解析や機械学習に適したオープンソース言語【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:統計解析や機械学習に強く、多数のパッケージがあるオープンソース言語は「R」である。
- 根拠:Rは動的型付けで変数の型は実行時に決まり、統計解析やグラフ描画に特化した豊富なライブラリが揃う。
- 差がつくポイント:GoやKotlin、Scalaは静的型付けであり、Rのような統計解析特化のパッケージ群は標準的に提供されていない。
正解の理由
ウ: Rは統計解析や機械学習の分野で広く使われているオープンソースのプログラミング言語です。変数自体に型がなく、代入されるオブジェクトの型が実行時に決まる動的型付けを採用しています。さらに、多数のパッケージがCRAN(Comprehensive R Archive Network)で提供されており、データ分析やグラフ描画に最適化されています。これらの特徴が問題文の条件に完全に合致します。
よくある誤解
GoやScalaも近年機械学習で注目されていますが、これらは静的型付け言語であり、Rのような豊富な統計解析パッケージは標準的には存在しません。
解法ステップ
- 問題文の特徴を整理する(統計解析、機械学習、オープンソース、動的型付け)。
- 各選択肢の言語の特徴を確認する。
- 動的型付けか静的型付けかを判別する。
- 統計解析やグラフ描画に特化したパッケージの有無を確認する。
- 条件に合致する言語を選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア: Go
静的型付けのコンパイル言語であり、統計解析に特化したパッケージは少ない。 - イ: Kotlin
JVM上で動作する静的型付け言語で、主にアプリ開発向け。統計解析用のパッケージは標準的ではない。 - ウ: R
動的型付けで統計解析や機械学習に特化、多数のパッケージがある。 - エ: Scala
JVM上の静的型付け言語で関数型プログラミングに強いが、Rほど統計解析に特化していない。
補足コラム
Rは1993年に開発が始まり、統計解析のための言語として世界中で利用されています。CRANには1万以上のパッケージが登録されており、機械学習やデータ可視化、バイオインフォマティクスなど多様な分野で活用されています。Pythonと並びデータサイエンスの主要言語の一つです。
FAQ
Q: Rはどのような型付けを採用していますか?
A: Rは動的型付けで、変数自体に型はなく、代入されるオブジェクトの型が実行時に決まります。
A: Rは動的型付けで、変数自体に型はなく、代入されるオブジェクトの型が実行時に決まります。
Q: GoやScalaは機械学習に使えますか?
A: 使えますが、RやPythonほど統計解析や機械学習に特化したパッケージは充実していません。
A: 使えますが、RやPythonほど統計解析や機械学習に特化したパッケージは充実していません。
関連キーワード: R言語、統計解析、機械学習、動的型付け、オープンソース、データ分析、CRAN, グラフ描画

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