エンベデッドシステムスペシャリスト 2020年 午前2 問12
問題文
コンバータとインバータで構成されるモータ駆動装置を表した図における、a、b、cの組合せとして、適切なものはどれか。


選択肢
ア:
イ:(正解)
ウ:
エ:
🔒 解説は解答すると表示されます
コンバータとインバータの電力変換【午前2解説】
正解の理由
正しい組合せは、イの「a:交流、b:直流、c:交流」です。
モータ駆動装置では、電源から受け取った交流をコンバータで直流に変換し、その直流をインバータでモータに適した交流に変換します。したがって、コンバータの入力であるaは交流、コンバータとインバータの間のbは直流、インバータの出力であるcは交流です。
解法ステップ
-
コンバータの役割を確認します。
この図のコンバータは、電源からの交流を直流に変換します。 -
コンバータとインバータの間を確認します。
ブロック間の二本の線にはコンデンサが接続されています。これは直流を平滑化する直流リンクを表しているため、bは直流です。 -
インバータの役割を確認します。
インバータは直流を交流に変換してモータへ供給します。したがって、cは交流です。
選択肢別の誤答解説
よくある誤解
-
コンバータとインバータの変換方向を取り違える
このモータ駆動装置では、コンバータが交流から直流へ、インバータが直流から交流へ変換します。 -
モータには常に直流が供給されると思い込む
図のモータ駆動装置では、インバータが作った交流をモータへ供給します。 -
コンデンサがある部分を交流と判断する
図のコンデンサは直流リンクの電圧を平滑化するためのものです。コンデンサが描かれている部分は、交流ではなく直流側です。
補足コラム
インバータは、直流を交流に変換するだけでなく、出力する交流の周波数や電圧を調整できます。モータの回転速度は、主に供給する交流の周波数を変えることで制御します。
FAQ
Q. コンバータとインバータは、どちらも電力を変換する装置ですか?
A. はい。一般にコンバータは電力変換装置の総称として使われることもありますが、この問題のモータ駆動装置では、交流を直流に変換する部分をコンバータ、直流を交流に変換する部分をインバータとしています。
A. はい。一般にコンバータは電力変換装置の総称として使われることもありますが、この問題のモータ駆動装置では、交流を直流に変換する部分をコンバータ、直流を交流に変換する部分をインバータとしています。
Q. コンバータとインバータの間にコンデンサがあるのはなぜですか?
A. 変換後の直流電圧の変動を抑え、インバータへ安定した直流を供給するためです。
A. 変換後の直流電圧の変動を抑え、インバータへ安定した直流を供給するためです。
関連キーワード: コンバータ、インバータ、直流リンク、電力変換、モータ駆動装置

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