エンベデッドシステムスペシャリスト 2022年 午前2 問24
問題文
ドキュメンテーションジェネレーターの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:HTML、CSSなどのリソースを読み込んで、画面などに描画又は表示するソフトウェアである。
イ:ソースコード中にある、フォーマットに従って記述したコメント文などから、プログラムのドキュメントを生成するソフトウェアである。(正解)
ウ:動的にWebページを生成するために、文書のテンプレートと埋込み入力データを合成して出力するソフトウェアである。
エ:文書構造がマーク付けされたテキストファイルを読み込んで、印刷可能なドキュメントを組版するソフトウェアである。
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ドキュメンテーションジェネレーター【午前2解説】
正解の理由
ドキュメンテーションジェネレーターは、ソースコードに書かれたコメントや注釈を読み取り、プログラムの仕様や使い方を説明するドキュメントを自動生成するソフトウェアです。
この説明に当てはまるのは、イです。たとえば、ソースコード中のクラスや関数の説明を、定められた形式でコメントに記述しておくと、API仕様書などを生成できます。
解法ステップ
- 問われている用語が「ドキュメンテーションジェネレーター」であることを確認します。
- 「ソースコードから、プログラムの説明文書を生成する」という役割を思い出します。
- ソースコード中のコメントなどを基にドキュメントを生成するイを選びます。
- ほかの選択肢は、画面表示、Webページ生成、文書の組版に関するソフトウェアなので区別します。
選択肢別の誤答解説
- ア:HTMLやCSSなどを読み込み、画面に表示するソフトウェアの説明です。Webブラウザーなどが該当します。
- イ:ソースコード中の形式化されたコメントなどから、プログラムのドキュメントを生成します。ドキュメンテーションジェネレーターの説明です。
- ウ:テンプレートと入力データを組み合わせてWebページを生成するソフトウェアの説明です。テンプレートエンジンなどが該当します。
- エ:文書構造を示すマークアップを読み取り、印刷用の文書に組み立てるソフトウェアの説明です。組版ソフトウェアなどが該当します。
よくある誤解
- コメントを表示するだけの機能だと思う:単にコメントを画面に表示するのではなく、コメントなどを材料として、仕様書やAPIドキュメントを生成します。
- HTMLを扱うソフトウェアはすべて同じだと思う:HTMLを画面に表示するブラウザー、Webページを生成する仕組み、ソースコードから説明文書を生成する仕組みは、それぞれ役割が異なります。
- ソースコードそのものをドキュメントに変換すると思う:生成されるのは主に、コメントや注釈を基にした説明文書です。
補足コラム
ドキュメンテーションジェネレーターを利用すると、ソースコードの変更に合わせて説明文書も更新しやすくなります。代表例として、JavaのAPIドキュメントを生成するJavadocがあります。コメントの書式を統一しておくと、クラスや関数の説明、引数、戻り値などを整理したドキュメントを作成できます。
FAQ
ドキュメントには何が含まれますか?
APIの仕様、関数の役割、引数や戻り値の説明、使用例などが含まれます。
APIの仕様、関数の役割、引数や戻り値の説明、使用例などが含まれます。
コメントを書けば、どのような内容でも自動で文書化できますか?
生成ツールが認識できる形式でコメントや注釈を記述する必要があります。コメントの内容が不十分であれば、生成されるドキュメントも不十分になります。
生成ツールが認識できる形式でコメントや注釈を記述する必要があります。コメントの内容が不十分であれば、生成されるドキュメントも不十分になります。
Webブラウザーもドキュメンテーションジェネレーターですか?
いいえ。ブラウザーはWebページを読み込んで画面に表示するソフトウェアであり、ソースコードからプログラムのドキュメントを生成するものではありません。
いいえ。ブラウザーはWebページを読み込んで画面に表示するソフトウェアであり、ソースコードからプログラムのドキュメントを生成するものではありません。
関連キーワード: Javadoc、APIドキュメント、ソースコードコメント、テンプレートエンジン、組版ソフトウェア

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